地盤改良工事でごく一般的な工法は、コンクリート柱状改良ですね。
施工面積にもよりますが、一般的な住宅なら施工には100万円もかからない場合が多いようです。
ただ、この工法の場合、地中に埋め込んだ杭から発がん性のある六価クロムが発生するリスクがあります。
また、将来的に土地を売却しようとした場合に、地中埋設物の撤去費用が大きくかかります(設置費用の3~5倍ほどかかるとか)。土地の評価額から、この撤去費用が減額されてしまうということ…つまりは、資産価値を大きく下げる工法だということです。
さらに、前述の六価クロムが発生していれば、土もまるごと入れ替える必要があるので、追加で何百万と費用がかかりますね。
家を建てるときにイニシャルコストばかりに気を取られて、安物買いの銭失いにならないようにしたいものですね。
こちらのページで分かりやすくまとめられています。
→まさに安物買いの銭失い。建てる前に知っておきたいセメント杭地盤改良のリスク
将来的に土地を売却するなり、資産として子どもに残してやる時のことまで考えたら、「柱状改良が当たり前」という時代は終わるべきと思っています。
地盤改良の工法にも色々と種類があり、メリット・デメリットがあります。
地盤改良を検討されている方は、ぜひご自分で調べられてから決定されることをお勧めします。
(不動産屋やハウスメーカー営業の言いなりでは良くないです)
さて、そんな我が家の新居建築予定の土地も地盤改良が必要です。
大きな地震の際には高確率で液状化するため、上記の点も踏まえて、トップベース工法(マイ独楽工法)を採用することにしました。
(マイ独楽の詳細が気になる方はググってくださいね 笑)
画像お借りしました
イニシャルコストはかかります…
ですが、撤去費用まで含めてトータルで概算見積もりをとったら、コンクリート柱状改良より安くなりました(^^*)v
まぁ、イニシャルコストがかかる分、外構予算などを削らざるを得なくなってきたのですが、外構は後からなんとでもできるので納得しています。
来月上旬には、いよいよ地盤改良工事に着手できそうです。
お天気がどうかな~?!
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