こんにちわ夫です。
早くも6月になってしまいましたね。四国は梅雨入りしており時々雨が降ります。
外の気温、湿度が高くなっており不快になってきました。
家の中はというと、エアコンの除湿運転をしておりますが、夜は寒くなるのでON、OFFを繰り返しています。
我が家のエアコンは2台とも再熱除湿機能はないので、室内の温熱環境に応じて自分で調整するしかありません。
再熱除湿機能のあるエアコンだったら、温度、湿度を設定していればずっと運転しっぱなしでいいのでしょうかね~。気になるところです。
さて、6月といえば、アレの検証の月です。皆さん覚えてますか??
そう、この子たちです。
〇2020年6月7日
周囲の植物もそろそろ整えないといけないのですが、設置から2年経過した柱のサンプルたちです。
では、さっそくまいりましょう。
外観の状態
これまでの経過として、過去記事の写真をご覧ください。
〇実験開始時(2018年6月1日)
埋設時の各サンプルです。非常にきれいです。
真ん中が無処理のサンプル、左が住宅用構造材となる緑の柱のサンプル、右が外構用の緑の柱のサンプル。住宅用と外構用の違いは、木材保存剤の浸潤量が2倍となっています。
〇実験1年後(2019年6月2日)
1年後となると、真ん中の未処理のサンプルはだいぶ黒ずんできたな~という感じです。
この写真では、1年後と2年後はあまり変化がないようにも見えます。
さて、現在の各サンプルをアップで見ていきましょう。
〇未処理のサンプル
一年前に比べて、多少割れ、黒ずみともに増しているかもしれませんが、大きく劣化したというわけでもなさそうです。
〇緑の柱
緑の柱については、埋設時は表面がほんのり緑色をしていましたが、だんだん緑色が薄くなってきています。しかし、表面はまだきれいなので効果は持続しているようです。
〇外構用緑の柱
外構用の緑の柱も埋設時に比べると若干色は薄くなったような気がしますが、まだまだ大丈夫な感じです。
それでは、サンプルの下部の土中に埋めてある部分を見ていきましょう。
サンプルの引き抜き
各サンプルを土中から引き抜きます。
見ての通り、きれいな抜きあとです。
一番左が未処理のサンプル、中央が緑の柱、右が外構用緑の柱です。
ちなみにですが、1年前の状態はこのような感じでした。
(左が緑の柱、中央が未処理のサンプル、右が外構用緑の柱です。)
こうして上下に写真を並べると、未処理のサンプルも黒ずみが増していることが分かります。
緑の柱はやはり色が薄くなっていますね。
近づいて細部を見ていきましょう。
〇未処理のサンプル
かなり表面に凸凹ができており、1年目に比べるとかなり腐食が進みました。シロアリにやられているわけではなさそうですが、土中の菌によって分解されていっているのが分かります。植物の根も入り込んできています。
〇緑の柱
こちらも表面は少し腐食が始まっているかな~という感じですが、未処理のサンプルと比べるとかなり持ちこたえています。薬剤の効果は十分確認できます。
〇外構用緑の柱
2年間土中にあったにもかかわらず、全く腐食が見られません。「素晴らしい!!」の一言です。
さすがの外構用です。
まとめ
今回、屋外実験場の各サンプルを土中から引き抜いて2年後の状態を確認したわけですが、未処理のサンプルに比べて緑の柱は強く、薬剤(ACQを用いた木材保存剤)の効果が続いていることが確認できました。
また、薬剤の浸潤量が多い外構用の緑の柱は、格段に腐れに強いことが分かりました。
建築用に用いられている緑の柱がこのように「野ざらし雨ざらし、土の中」になることはないと思いますが、雨水や湿気、カビ、コケ、いろんな菌に対して効果を発揮しているのは安心できます。
さて、またまた1年後になるとは思いますが、今後の変化も継続して確認していきたいと思います。
緑の柱の情報については、こちらをご覧ください。
https://www.house-g.com/about/index.html
番外編
さて、我が家には、まだ他にもベイマツとホワイトウッドのサンプルがあります。
何気にこちらも気にかけております。
同じように引き抜きます。
〇ホワイトウッド
はじめはきれいな白色の木だったのですが、もう、ぜんぜんホワイトではありません。
腐食は進んでいます。
〇ベイマツ
こちらもかなり腐食が進んでいます。
参考までに、下の写真が1年前のものです。
1年後から2年後にかけて、どちらもかなり腐食が進みましたね。3年後はどうなっていることか…状態を見てみたいものです。
では、またの報告をお楽しみに。
これからの季節、冷房を使用することが多くなると思いますが、冷やしすぎの夏風邪には注意しましょう!
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