宿泊体験から帰ってガックリ…湿度管理は難しい(後編)

こんにちわ夫の方です( ̄^ ̄)ゞ
前回の続きで後編です。
賃貸マンションでの夏、エアコンで除湿しようとしても除湿量より流入する湿気の量の方が多くて不快感が続く…。という事を知った私。
高温多湿な生活環境は快適性を損うだけでなく、カビやダニ、それを原因とするアレルギーなどの健康面への影響、さらには家の寿命にも関わってくる問題。
何とかしたいけど、今の家ではエアコンや除湿機など電力を使った除湿しかありません。
しかし、家の容量に合わせた電力による湿度管理はランニングコストが高く、長期的に見れば大きな負担になります。
太陽光をたくさん乗せれば電気代の問題も気にしなくていいかも!といった考えもありますけど、余剰買取りで10年、全量買取で20年の固定買取期間が終われば、その後は??
将来的には売電価格は11円/kwと予測されておりいずれメリットは少なくなってきます。
電力をたくさん必要とする家については、今後の電力事業の動向もありますし、私は警戒しています。
2017新電力比較サイト 「電力自由化で電気料金は上がる」は本当?
電力自由化は初めは料金が多少下がるかもしれませんが、なかなか新規参入が難しい分野ではないかと思います。
しかも、燃料などが高騰すると電力会社は損しないように料金を上げるのも自由です。
これからは再生可能エネルギーの賦課金も上がるし、他の国同様に電気料金は高くなるでしょう。
今後は電気代が徐々に上がっていくと仮定した上で、自分達の老後だけでなく子ども達のためにもできるだけお金は残しておきたい。
快適性は必要だけど、そのために高額なランニングコストを払い続けることは避けたい。そう考えるようになりました。
その頃の私達の家づくりのテーマは「快適性を維持する湿度管理&低燃費」
まあ、快適性と低燃費って、車と同じである意味「相反問題」ですよね(^^;;
電力をたくさん使って温度・湿度管理して「快適だ〜」と言っても、毎月多くの電気代請求が来るようでは将来困りますから。
私達はいろんな家づくりを見てきた中で、そんな難しい課題に取り組まれている家づくりを知りました。それがウェルネストホーム(低燃費住宅)の家でした。

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快適性の決め手は湿度管理。その湿度管理を電力のみに頼らず、調湿性の高い建材を組み合わせる事で低燃費を実現。
何より「健康」という視点からの家づくりに共感しました。
住み始めて半年、実際に住んでみてもいいです。
まだ家の特性とエアコン運転のベストバランスを掴みきれてはいませんが、冬は空気が潤っており、梅雨の時期も小さなエアコン1台で湿度管理が可能です。
もちろん小さなエアコンは消費電力も少ないです。
昨日の温度湿度はこんな感じです。

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外気は湿度80%ですが、35坪の家全体を8畳用のエアコン一つで57%に保っています。
この時点の絶対湿度は約12.1g。絶対湿度12gの快適ラインをほんの少しだけ上回っていますが、超不快な外の空気(絶対湿度は約17.3g)と比べると格段に過ごしやすかったです。
夜も快適に眠りにつけました。
我が家のエアコンの除湿能力は250ml/h程度しかないようですが、除去が足りない湿気は漆喰やセルロースファイバーが吸湿してくれています。
家が調湿性を持つという事は、小さな電力で湿度管理もできるという事で、素晴らしいと感じています。
また、湿度が抑えられるため夏は高めの温度設定で過ごせるのも健康的ですね(^-^)
ウェルネストホーム(低燃費住宅)の家はしっかりと作り込んであるだけに初期費用が高めですが、夏も冬も家が必要とする電力は小さく、長い目で見るとトータルの出費が低く抑えられます。
このあたりはお近くのウェルネストホーム加盟店さんで詳しく聞いてみてくださいね(^-^)
これからおうちを計画されている方は快適に過ごせる湿度管理の方法、そのために必要とするランニングコストについても十分に検討していただきたいと思います。
ウェルネストホームが気になる方は是非とも宿泊体験を利用してください。
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そろそろ「デシカホームエア」について書こうかな…

宿泊体験から帰ってガックリ…湿度管理は難しい(前編)

こんにちわ夫の方です( ̄^ ̄)ゞ
本日は前回書いた夏の宿泊体験の後の話です。
ウェルネストホーム(低燃費住宅)の超快適な宿泊体験のあと、賃貸マンションに戻った私達。
いい体験ができたのは良かったけど…借家の使いにくさ、暑苦しさや結露でカビが広がっていたサッシ周りなど、いつもより余計に不快感を感じるようになりガックリ、超テンション下がりまくりでした…。
嫁子と「違う」、「あの家は全然違う」、「空気感が違いすぎる!」と何度も不満やため息が出てしまいました。
早く家を建てて引っ越ししたい〜!
でも土地もまだ決まってない〜、う〜〜。
とジタバタ(^_^;)。
これも「低燃費あるある」の一つのようでして、ウェルネストホーム(低燃費住宅)で家を建てたOBさんからも同じような話を聞きます。
何でエアコン回して除湿運転してるのに不快感が取れないのか…
チビズは汗かいて寝て汗疹が出るし、空気は冷えても湿気が抑えられない…。
その頃から私達は特に「湿度」に敏感になりました。
そして、換気で入ってくる湿気の量とエアコンの除湿量について計算してみました。
一般的な住宅の大きさで35坪の家の場合を考えたので、その内容を書きたいと思います。
○家に入ってくる湿気の量
35坪で普通の天井高2.4m、吹抜けなしの場合、居住空間の容積は約277㎥。
夏、ここに外気30度・湿度80%の空気が入ってくる場合、約6.7リットル分の水蒸気が含まれています(飽和水蒸気量より計算)。
この空気を快適ライン(絶対湿度12g)以下となる25度・湿度60%(絶対湿度11.9g)に維持しようとすると、約2.9リットル分の水蒸気を取り除かなければなりません。
これが24時間換気により2時間で家の空気が1回転していくわけなので、1時間毎に約1.45リットルの除湿が必要になってきます。
一日の除湿量にすると何と34.8リットルもの量になります!!
※完璧に気密がとれていると仮定した場合
夏はすごい湿気の量なのです。
除湿機の購入を検討されている方もご参考に(^-^)
○エアコンの除湿能力
続いて、エアコンの除湿量についてカタログなどを見ていると1時間あたり200ml〜1.4リットルのようです。
このあたりは機種や容量により差が出てくるところですが、特に再熱除湿がある上位の機種は除湿量が多いようです。
○1時間あたりの収支
エアコン1台あたりの最大除湿量1.4リットル/hに対して、換気で流入してくる水蒸気量は1.45リットル/h
実際には、これに加えて調理や入浴、洗濯など内部から1日10リットル以上の水蒸気が出ますし、家の気密性が低いとさらに多くの湿気が流れこんできます。
これではいくらエアコンで除湿運転したとしても、流入してくる湿気の方が多く、不快感が取れない訳です。
除湿能力からすると35坪の家に対してはエアコン数台の同時運転が必要になりますね。実際に複数台エアコンがあるおうちは多いですが、除湿のために全部運転する事はしないですし、ランニングコストがかかりすぎます…(^_^;)
ちなみにですが、20畳のLDKでしか過ごさないなら1台で十分なのでは?と思いますが、ドアは頻繁に開閉しますし、ドアの隙間もありますので、やはり湿気はどんどん流入してきます。
特に最近の高気密・高断熱住宅では、あまり大きなエアコンは必要なくなりますし、早く室温が低下して送風モードになると除湿もされなくなります。
そうすると余計に湿度管理の問題が出てきます(汗)
隙間の多い家でも、気密のとれた家でも、湿気の問題はなかなか解決しづらいですね(~_~;)
湿度管理の難しさと、電力に頼るとランニングコストが高くなってしまう事を知ったのでした…
長くなったので、次回に続きます。
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エアコン稼働&換気システムを熱交換モードに切替え

皆さんこんにちわ夫の方です。
このところ最高気温が30度以上になる日も出てきましたね。
しかもここ数日は雨…まあ、梅雨らしい天気です。
2017-06-30-09-48-36
ウェルネストホーム(低燃費住宅)の家は調湿効果が高いのが特徴ですので、雨の日に外の湿度が80%を超えていても、漆喰やセルロースファイバーが湿気を吸収してくれて屋内は湿度60%程度で維持されています。
外から帰ると「おっ!」と感じます。
とはいえ…外気は高温多湿なので換気によって徐々に湿気は入ってきますし、夕食準備〜お風呂〜洗濯物室内干しの時間帯は屋内からもたくさん湿気が出ますので、やや不快を感じるようになります。
このため、最近では夕方〜寝る前あたりまでエアコンをONにしています。
先日、絶対湿度12gの話を書きましたが、我が家の温度・湿度の管理目標は26度・湿度57%以下、もしくは27度・湿度53%以下を考えています。
今の時期は室温と湿度が少し下がれば快適ゾーンになるので、弱めの冷房運転で気持ちよく過ごせており、除湿運転するまでには至っていないです。
エアコンで冷房運転すると室外機から水がタラタラと出ますよね。あれはエアコン内部の熱交換器で空気が冷やされ、そこで結露した水分がドレーンを通って外に流れていきます。
冷房運転することで同時に除湿もされます。
一方、室温が下がってもまだ湿度が高い場合に使う「除湿運転」は、同じく熱交換器で空気を冷やして結露させて除湿した後、再び空気を温めて室内に戻すといった運転になります(再熱除湿)。
一定の室温を維持して除湿できますが、空気を温めて室内に戻す工程が加わる分、冷房運転より余計に電力を消費します。
湿気が多いと不快なので仕方ないと思いますが、これからどれくらい除湿運転が必要になるなのか興味深いところです。
それから、エアコンの稼働とセットでしなければならないのが換気システム(ヴェントサン)の「熱交換モード」です。
気密性・断熱性が良く、熱損失が少ない家でも「24時間計画換気(建築基準法)」により、どうしても2時間に1回、家の中の空気が入れ替わるように換気しなければなりません。
この換気により、せっかくエアコンで冷やした熱が失われないよう、熱交換しながら換気するモードに切り替えます。
冬も夏も、とにかくエアコンを使う時は「熱交換モード」です。季節により運転モードを切り替える事で省エネになります(^-^)

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これはコントローラーの写真ですが、左に回せば熱交換モードでオレンジのランプが点灯します。
右に回せば換気モードで青のランプが点灯します。
ランプの色ですぐに分かるところも使いやすいですね^_^
そういえば…
私達がウェルネストホーム(低燃費住宅)のモデルルームで夏の宿泊体験をしたのはもう2年前。
月日が経つのは早いものです(^^;;
8月の暑い日、無冷房状態だったのですが、玄関に入ったとたん「おっ!なんか違う。家の中が蒸し暑くない」と感じたのが第一印象でした。
それから一晩過ごし、翌日には「いやや〜帰りたくない〜(>_<)!!」と思うほどに快適さを十分体感して帰宅しました。 6畳用の小さなエアコン1台のみで家全体が冷えるし、湿度も適正(50%〜60%)でサラサラな空気には感動しました。
チビズも気持ちよかったのか、夜はすんなり寝入り、寝汗もかかず朝までグッスリ(^-^)
子ども達が気持ち良さそうにスヤスヤ眠る姿を見て、こんな家に住みたいな〜と感じました。宿泊体験のインパクトは大きかったので、今でもよく覚えいます。
宿泊体験から業務依頼→土地決定→間取り決定→着工→引渡し
とあっという間の一年半。
あ、私達は土地の決定と間取り決定までにほぼ1年もかかってしまいましたので、長めの期間を要しましたが、通常は間取りが決まれば半年くらいで完成します。
この家で過ごす初めての夏、これから楽しみです♬
これからの季節は宿泊体験にはもってこいの季節ですので、ウェルネストホーム(低燃費住宅)を検討されている方は、是非とも宿泊体験をしていただきたいと思います。
家の住み心地を実際に肌で感じる事ができますよ(^-^)
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