窓の外側は春でも結露

こんにちわ夫です(‘ω’)ノ

春になりましたね~♪

桜もどんどん開花し始めてますし、この週末はお花見ができそうですね。

私もようやく年度末のドタバタが終わりましたので、羽を伸ばして遠出しようかな~というところです。

 

さて、本日は季節外れの感がありつつも、結露について書きたいと思います。

気温が上昇してきているにもかかわらず、先日は窓の外側が結露していたからです。

(もちろん我が家の屋内側では結露は生じていませんよ)

 

〇窓の外の結露

雨が降っていた先日3月20日のことです。夜から窓ガラスの外側が結露し始め、朝になってもこのとおり。

 

翌朝AM7:30頃の状態です。

秋~冬~春先はこのように窓の外側が結露することがあります。たまに梅雨時にもなったりします。

余談ですが、窓ガラスの端は結露していないので、サッシは冷えていないんだな~ということが

分かります。さずが樹脂サッシです。

 

〇なぜ窓の外側が結露するのか

これは、外気の温湿度と窓の外側の表面温度が関係しています。

前日からは雨が降っており、気温は10℃→5℃台に低下、湿度は90~100%でした。

気象庁の最寄り観測所の前日(3月19日)の1時間ごとの値です。

 

 

例えば、21時時点の温度は9.1℃、湿度は91%です。

気象庁のこのページでは露点温度まで表示してくれてまして、その時点の露点温度は7.7℃となっています。

いちいち計算しなくていいので非常に助かりますね。

窓やサッシがその温度以下になっていると、そこで結露が発生するわけです。

 

 

ここで、窓の外側の温度が何度だったかというと

窓ガラスの表面温度は朝7時半の時点で6.9℃でした。先ほどの露点温度7.7℃を下回っています。

夜はもっと冷えていたと思いますので、当然、結露が生じるわけです。

参考までに、当日(3月20日)のデータも見てみます。

 

気温が最低になったのは朝5時の5.1℃です。その時点では湿度は100%になっており、露点温度も5.1℃。

面白いことに、そこから9時には気温が8.1℃にまで上昇して、飽和水蒸気量も増加しているはずですが

相変わらず湿度は100%。

恐らくですが、気温上昇とともに路面にたまっていた水がどんどん蒸発していたためと思われます。

この時、外壁のアルセコ表面を触ってみましたが、やはり壁面にも水蒸気はついていました。

まあ、湿度が100%なので当然といえば当然です。

 

 

〇家で結露しやすい部分

家の中では、金属(アルミサッシ部分)や窓ガラス、コンクリートなど、冷えやすく特に透湿性のない部材のところで結露が発生しやすくなります。

今回のように夕方に雨が降り、湿度が100%近くになった状態で外気温が下がる場合は結露しやすい条件といえます。

このような条件下では、冬でも、梅雨時期でも、夏でも、普通に結露が生じます。

注意しなければならないのは、気密性が低く断熱性が弱い壁の中では、壁内に入り込んだ湿り気を含む空気が冷えて結露しやすくなるという点です。

そして壁の中で結露が生じてしまうと内部にカビが発生し、柱が腐り、早い段階で家の耐震性能が失われてしまいます。

 

 

〇通気層があれば大丈夫か

現在の新築住宅では、ほとんどの場合、壁の外側に「通気層」が設けられています。

この通気層は、壁の中に入り込んだ湿気や水分を速やかに外部に排出できるようにするためのもので、この通気層があれば「結露しない」というものではありません。

上で説明したように、雨が降るとこの通気層内にも湿度100%近い空気が入り込み、気温が下がり内部が冷えるとそこで結露が生じます。

いわば、壁内結露の影響を軽減・緩和するためのものです。

当然、通気層の室内側には透湿防水シートが施工されていると思いますが、湿気は壁の内部に透過してきますので、

断熱が弱い壁だと壁内結露のリスクも高まり、カビも生えやすくなります。

およそ10年ごとに外壁の補修が必要になってくるのも、雨などで内部に入り込んでくる水分が多くならないようにするためです。

ということで、私は「通気層=大丈夫」という考えには大きな疑問を持っておりました。

 

〇ウェルネストホームの壁には通気層がない

 

ウェルネストホームの壁の中には通気層はありません。

壁の外側からアルセコのトップコート、ロックウール、モイス、セルロースファイバーなどが施工されており、湿気は通しますが断熱性能が高いので壁内が冷えることはなく、仮に水分が入り込んだとしても、壁全面から速やかに外部に排出されます。

これに関しても過去記事にありますが、実験により検証済みです。

通気層がない、というよりは「通気層が必要ない」ということだと思います。

そして、定期的なメンテナンスの必要もないところが素晴らしいところです。

我が家の壁はもう2年が経過していますが、洗浄等はまったくしていませんが、窓枠の下もきれいな状態が維持されています。

それから、来客時にはよく水をかけて遊ぶのですが撥水性は抜群です。

 

外壁の話はこれくらいにして、窓の内側の温度が気になりませんか?

 

〇窓の内側の温度

もちろん、窓の内側の温度も計っております。

まずは樹脂サッシ部分から

 

樹脂部分で18.6℃

そして、ガラス部分

ガラス部分で19.8℃

トリプル樹脂サッシの外側はガラス面のほうが温度が低いのに、内側はガラス面のほうが温度が高い。

ガラス面のほうが断熱性が高く、弱いのは樹脂サッシ部分ということになります。

それでも樹脂サッシ部分で18.6℃を維持しているのは、樹脂サッシの性能が高いといえます。

ガラス面に関しては室内とほぼ同じ温度ですので、これまた素晴らしいです。

 

壁の仕様やトリプルガラス樹脂サッシについては、ウェルネストホームのスタッフの方が、実物サンプルを用いて詳しく説明してくれますので、是非聞いてみてください。

 

ということで、本日は結露の話でした。

 

 

 

 

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