床が冷える原因は「窓」にあり

こんにちわ夫の方です( ̄^ ̄)ゞ
11月下旬ともなると、かなり冷える日も出てきましたね。
香川でも早朝の気温が5度を下回っています。
さて、前の記事でウェルネストホームを検討中の方より
・エアコンをつけると空気が乾燥してしまう。低燃費住宅でオイルヒーターはどうか
・床が冷たくてエアコンをつけても温まらない
といった内容のコメントがありました。
本日はその件について書きたいと思います。
◼️エアコンを使うと空気が乾燥するがウェルネストホームではどうか
通常、湿気供給の少ない高気密高断熱住宅でエアコンを稼働すると温度上昇に伴い、飽和水蒸気量も上昇してしまうので、(空気が必要とする水蒸気量が高くなり)相対的に湿度が低下してしまいます。
ウェルネストホームの最大のメリットは壁が貯めている水蒸気が徐々に室内に供給されるところにあるのですが、その供給スピードは遅めです。
このため、エアコンで急激に部屋を温めるより、オイルヒーターなどで緩やかに部屋を暖めた方が水蒸気の供給が追いつき乾燥を感じにくいところにあります。
オイルヒーターのデメリットは、部屋が温まるまでに時間がかかり、電気代がかかってしまうところですかね。
我が家では暖房器具はエアコンのみですが、昨年の冬で朝に1〜2時間、夜にも1〜2時間の運転でしたので、エアコン使用による乾燥もありませんでした。
加湿器は全く使わず、湿度55%程度を保っておりました。
◼️床が冷える原因
次に床が冷える件に関してですが、これは熱循環の話でありまして、
暖房器具を使うと、温まった空気はすぐに天井に向かいます。
天井から温まった空気が充填されていきますので、床まで温まるのには時間がかかります。
一方、床下断熱が弱い建物はもちろん床が冷えますが、床が冷える原因は「窓」にあります!!!

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写真は先日泊まったビジネスホテルのシングルガラス+アルミサッシの窓です。
夜は冷えましたね❄︎❄︎
床が冷える事と窓に何の関係が?と思われるかもしれませんが、これが結びつきます。
家の熱損失の40%は窓からと言われますが、窓からの温かい熱の損失=外部からの冷たい熱の供給(熱交換)でありまして、窓で冷やされた空気は壁を伝って速やかに床に流れます。これがコールドドラフトと呼ばれる現象です。
窓の側に立つと冷気の移動が感じられると思います。
つまり、いくら暖房器具で部屋を温めようとしても温まるのは天井で、暖房器具を使っても常に窓から冷たい空気が床下に供給されてきて、部屋の中で温度層の分離が起こる訳です。
これが床が冷える原因です。
◼️床が冷えるのを防ぐ床暖房
床の冷えを解決する方法が床暖房です。
床から温めれば床下に溜まってくる冷たい空気も温める事ができ、足元の冷えを感じにくくなる訳です。
床暖房は気持ちいいですよね(^-^)
しかし、やはり電気代とメンテナンス費用がかかってしまうのがデメリットです💦
◼️ウェルネストホームの対策
ウェルネストホームでは、この根本的な原因である「床下の断熱」と「窓の弱さ」を強化しており、断熱性の高い窓があまり冷えないので、コールドドラフト現象がかなり軽減されます。普段生活していてもほとんど感じないと言っていいくらいです。
このため、部屋の中で温かい空気層と冷たい空気層の上下の分離が生じなくなり、床が冷えなくなるのです。
モデルハウスや見学会ではセンサー式の温度計が置かれていますので、皆さん天井と床の温度差を測ってみてくださいね!
床暖房はないですが、全然足元の冷えが気にならず、この寒がりな私が冬に裸足で過ごす事ができております。
◼️ウェルネストホームではユーロサッシを採用
おなじみユーロサッシの断面模型です。

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ガラスは厚く、樹脂部分(スペーサー)も頑丈で何層にもわたって小さな部屋が設けられています。
ついついじっくり見とれてしまいます(*´ω`*)
ガラス面はもちろんですが、この樹脂部分の断熱性能が良いので冷えません。
国産のトリプルガラス樹脂サッシと比べてみたい方はウェルネストホームの伏石モデルハウスにどうぞ!
低燃費で冬もあったか!!ウェルネストホーム 高松伏石モデルハウス
是非、寒い時期に樹脂部分を触って比べてみてくださいね(^^)
今日は部屋の乾燥や床の冷え、窓の話になりましたが、この辺にしておきます…

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日射遮蔽を終了&白熱球の点灯解禁

こんにちわ夫です。
ここ数日は最高気温が20度を下回る日も出てきましたね。
気温の変化も大きく、朝夕で10度くらい差が出ることもしばしばです。
昼間と夜間〜早朝の温度差が大きい日は体調を崩しやすいですね💦
我が家ですが、朝に外気が10度前後に冷えていても家の中はだいたい22度、日中に日が差し込むと夜は24〜25度になっており安定した温度を保っております。
10月中旬くらいからは2階部分のブラインドを上げ、昼も日射を取り込むようになりました。
日射遮蔽の季節も終了です。

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久々にブラインドを上げると明るくていいですね(^-^)
これからはどんどん寒くなっていきますので、太陽のエネルギーはウエルカムです。
そのほかに、換気システムも「熱交換モード」に切り替えております。
弱めの運転です。
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室内照明では、白熱球の点灯も解禁しました。こちらは嫁子のお気に入り
トルボーの照明です。
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久々に点灯しましたがいい感じです。
季節の変わり目を感じますね〜

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外構工事前のお庭で腐朽菌実験をしていました

こんにちわ夫です( ̄^ ̄)ゞ
しばらく雨の予報ですね〜
我が家の外構工事はどんどん進んでおり、
土が見えているところもかなり少なくなってきました。
その前に、実は敷地の土を使って腐朽菌の実験をしておりましたので、その結果を紹介したいと思います。
ウェルネストホームの事務所や完成見学会では、下のアイスの棒のようなサンプルが置かれています。

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左の3本は「緑の柱」と同じ薬剤(木材保存剤)が注入されているサンプル、右の3本は普通の木材のサンプルです。
この他に、既に不朽菌がついて劣化しているサンプルがありまして、見学会では3種類のサンプルを「折ってみてください!」って言われます(^-^)
不朽菌のついたサンプルはもちろんすぐに折れますが、普通のサンプルも力を入れるとパキッと折れてしまいます。
しかし、薬剤が注入されたサンプルは棒の強度が上がっておりなかなか折れません。
薬剤注入により腐朽菌、シロアリから守られるだけでなく、木材自体の強度も上がるのです。
私も初めてやった時はこの棒スゴっ!って思いました。
それで、今回はこのサンプルを持ち帰って、自宅の敷地に埋めてみました。
どのくらいで腐朽菌がつくか確認してみたかったのです(・ω・)ノ
土を掘り、2本づつ並べて

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土を被せて

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水をかけます

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あとは自然に任せます。
埋めたのは8月6日でした。
それから、あっさり失念しておりまして 約1ヶ月後、外構工事が始まるので慌てて掘り出しました^_^;
9月4日、ありましたありました。

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水で流すとこんな感じです。
右の3本が土に埋めていたサンプルです。
(なぜか1本見つかりませんでした)

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◯普通の木材サンプルの比較

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横に新旧を並べると違いがよく分かりますね。
宅地造成の時に入れられた新しい花崗土なので栄養分が少ないはずですが、見事に腐朽菌がついています。
一度木の表面につくと菌糸はどんどん木材の内部に広がり、強度が大きく損なわれていきます。
指に力をかけるまでもなく、僅かな圧でポキっと折れてしまいました。

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一方、
◯薬剤処理のサンプルの比較

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左側が土に埋めていたほうで、洗った時の水分が残っていますが、ほとんど変化がなく腐朽菌はついていません
短期間ではありますが、腐朽菌の発生と緑の柱の薬剤(木材保存剤)の効果を確認できました。
さてさて、
この薬剤を加圧注入して作られる「緑の柱」についてですが、実は野外で長期間の耐久試験が行われています。
そして何と!!
28年経っても腐れやシロアリの被害が全く出ていないのです。

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出典:(株)コシイプレザービンクHP
腐朽菌&シロアリが侵入し放題の屋外で土に挿したまま28年無被害だなんて、相当凄いと思います((((;゚Д゚)))))))
この薬剤(木材保存剤)の効果は100年以上持続するそうですが、こんな過酷な状態でいつまで持つのか!すごく興味があります。この試験(放置??)の過程は今後も見てみたいですね。
という事で、今回の1ヶ月程度の埋設では薬剤処理のサンプルに腐朽菌がつくはずはなかったのですが、問題は無処理の木材です。
短期間でもしっかり腐朽菌がついているのが確認されました。
上の(株)コシイさんの屋外試験では、けっこう太さがある杭でも1年経てば腐朽菌とシロアリの侵入でボロボロ。
このように、腐朽菌やシロアリから柱を守る対策をしっかりとしておく事が重要なのだと改めて痛感しました。
次は外構工事の記事の合間になると思いますが「緑の柱」について書きたいと思います。

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