低燃費住宅の断熱リフォーム見学会に行ってきました。

皆さんこんにちわ夫の方です。
web内覧会もあと1回を残すのみですが、
昨日、家の性能を上げる断熱リフォーム見学会がありましたので行ってきました。

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私達は気密・断熱のとれた暖かい家で快適に過ごせるようになったのでいいのですが、寒い実家が気になっています。
実家はそろそろ築40年になりますが、冬はエアコン、こたつ、ストーブ、ファンヒーターなど暖房設備のオンパレード。
暖房している部屋は暖かくなりますが、廊下やトイレ、脱衣所はすごく寒い(><)。
家の中の温度差は健康によくないのでリフォームを勧めています……(^_^;)。
そんな中の断熱リフォーム見学会。
さてさて、
こちらのおうちは築37年、鉄筋コンクリート(RC)の建物。(かなり豪華なおうちです)

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外観はベージュ系のアルセコ仕上げ、この色は初めて見ましたか、明るくていい感じです。
中に入るなり、窓から見える壁の厚さにビックリ!!

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何と、もとあったRC壁の外側に16㎝のロックウールを付加したそうです。
今の低燃費住宅では、外断熱は8㎝のロックウールですがその倍あります。
何で16㎝なのか質問したところ、今の仕様の木造家屋では内断熱としてセルロースファイバーをぎっしり詰めていますが、今回の家の場合は外断熱のみになるので16㎝にしたんだとか((((;゚Д゚)))))))
今回の断熱リフォームでは、家の外壁はロックウールでぐるりと囲み、天井にはセルロースファイバー、一部床下などは発泡ウレタンを使って断熱したらしいです。
窓はシングルガラスからトリプルガラス樹脂サッシに変更。
その結果、
だいたい居住空間で17〜19℃が確保されています。この日の外気は10℃前後。
暖房は朝のうち1〜2時間だけらしいです。

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ちなみにですが、断熱改修していない部分はやはり外気と同じ10℃

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以前は家の中でも5℃以下になることも多々あったようです。
家の中で5℃以下といったら、本当に寒いですよね。ヒートショックが怖い…。
コンクリートはよく蓄熱しますが、断熱していないと夏は熱を貯めこみ、冬は冷たい熱をため込むんだとか…。
コンクリートの外側で断熱する事により、その影響を大きく軽減し、屋内の冷房、暖房熱を蓄熱できるようになります。
夏は冷えた空気が長持ちし、冬は暖かさが長持ちします(^-^)
バスルームを例に出しますと
改修前

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改修後

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浴室内の温度は10℃以上、上がっているようです。
断熱リフォーム後は本当に快適だと言われていました。

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この家では冷暖房費もかなり削減できていますが、何より平均室温が上がり、健康に暮らせるようになった事が大きいと思います。
リフォームの際には断熱にも気をつけて検討したいですね。
さてさて、参考までにですが、今回の改修時、天井のグラスウールや内装のクロスの内側にはかなりカビが発生していたようです。
天井のグラスウールを剥がした時の画像です。

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さらにさらに、シロアリ被害も!!

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コンクリートの建物にもかかわらず、ドアの木部はシロアリに食われてボロボロだったそうです。
このような画像は何度も見ていますが、目前のまだまだ頑丈そうな建物が、つい先日までこうだったのだと見せられると…もう鳥肌ものでした:(;゙゚’ω゚’):
コンクリートは湿気を含んだり出したりしますが、湿気が出てきた時のしっかりした換気計画、シロアリ対策の重要性を感じました。
今回はいろいろと勉強になりました。
低燃費住宅のスタッフさんありがとうございました!
また見学会に参加させていただきますのでよろしくお願いします(*^_^*)

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