みなさんこんにちは、夫の方です。
内断熱材のセルロースファイバーが充填された我が家、その室内側にはザバーンというシート(可変透湿 気密シート)が施工されていきます。
シートには表裏があり、この線の入っている面が室内側になるように施工されていきます。
このシート、乾燥気味になる冬は室内の湿気を外に逃がさず、高温多湿になる夏は湿気を透湿させて壁内結露を防止する機能を有するようです。
公式HPのPDFから載せています
壁内の結露はカビや腐朽菌を発生させ、健康面への影響や住宅の耐震性を著しく低下させるので、それを防止してくれるのはありがたい事です(^-^)
一枚のシートで透湿したり防湿したり、凄いものがあるもんです!
また、セルロースファイバーと一緒に施工する事で、調湿断熱材のメリットをしっかり活かす事ができるらしいです。
ここでちょっと疑問が生じるのですが、夏に湿気を通すということは上の絵の通り、せっかく除湿している室内に湿気が入ってくるのでは??という事です。
しかし、低燃費住宅の屋内環境は夏でも湿度50〜60%を維持しており、モデルハウスの宿泊体験や完成見学会では使用するとしても小さなエアコン1台でいつも快適です。
壁内結露をさせない程度に少し湿気を通すのか、夏型結露が生じる状況自体が少ないのか、それとも他の調湿建材との相互作用が働いているのか…透湿に関する疑問は残るものの、何せ夏も室内の湿度が抑えられており快適なのは確かです(^-^)
さてさて、ザバーンまで張り巡らされた我が家、この時点で感じる事は、既に家の中が快適になっているという事です!外は炎天下なのに窓を開けているだけでかなり涼しい(^-^)。断熱がしっかりしているだけでなく、まさか既に調湿作用が始まっているのか?現場に温湿度計を持って行ってみたいと思います。
作業していただいている棟梁さんも、低燃費住宅の家を初めて建てた時、「こんなにも家の性能が違うのか!」と驚かれたそうです。
今まで沢山の家を建ててこられた棟梁さんが言われるからこそ、説得力があります。
家は性能と言われますが、こうやって性能を体感できることが大事なんだな〜と思いました。
これからお家を検討されている方は、真夏、或いは真冬の構造見学にも是非参加してみてください!
エアコンが付いていないこの状態の時こそ、性能を体感できると思います(*^_^*)
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