ウェルネストホーム(低燃費住宅) 3回目の夏を終えて

こんにちわ夫です。

2019年の8月も本日で最終日になりましたね。
我が家はウェルネストホームの低燃費住宅に住み始めて3回目の夏を終えようとしています。

もちろん、今年も快適な夏を過ごせておりますよ(^^♪

 

ということで、本日は低燃費住宅で過ごしたこれまでの夏(1年目~3年目)の感想を述べてみたいと思います。

では、1年目の夏から簡単に過去を振り返ってみます。

1年目の夏(2017年)

家を建てたのが2016年の12月。

夏を迎えるまでには半年以上経っていたのですが、やはり湿度は高めでした。
エアコンは間欠的に使用しておりましたが、ほぼ除湿運転。屋内の湿度は60%前後を示していることが多かったです。

屋内の湿度が60%もあると、快適さの指標となる「絶対湿度12g以下」を保つには室温を25℃以下にしなくてはなりません。
案の定、室温を25℃まで下げると寒く体調を崩しそうな状態に…、エアコンの除湿、冷房をこまめに切り替えながら室温26~27℃台、湿度55~60%程度で過ごすことが多かったです。

モデルハウスの宿泊体験で感じた快適さからすると今一つな感じがありながらも、この夏を乗り切れば...と思いながら過ごしました。
それより、以前住んでいた賃貸アパートよりは圧倒的に住み心地が良かったので、不満はほとんどありませんでした。

エアコンに関しては、日立製のような再熱除湿機能のある機種にしていれば、電気代はかかると思いますが室温を26~27℃に設定してガンガン除湿し、もう少し快適だったかもしれません。

 

 

〇どうして低燃費住宅の1年目の夏は湿度が高めなのか

低燃費住宅の家は天然乾燥の木材で家を建てるため、建ててからもしばらくは木材から水分の蒸発が続きます。30~40坪前後の家で木材を100本程度使用するので、1本の木材から6~7L蒸発していくとすればかなりな量になります。

上棟時は、水分が多く含まれている木材は重く、大工さんは大変なんだという話もお聞ききしました。我が家の上棟は8月の暑い日でしたので汗だくだったと思います。大工さん、棟梁さん本当にありがとうございました(汗)。

木材や家の強度の長期維持、木材が有する調湿作用などのこだわりから、わざわざ手間とコストがかかる天然乾燥材を使用し、しかも、その天然乾燥材に木材保存剤を圧入した「緑の柱」で家を建てているので安心感は非常に高いです。

◆低燃費住宅の1年目の湿度が高めになることや、どうして天然乾燥材(緑の柱)を使用しているのかについては、担当の方からしっかりとお話が聞けると思います。どんどん質問されてください(^^)/

 

2年目の夏(2018年)

低燃費住宅の2年目の夏は、期待していた通り湿度はかなり落ち着きました。
6畳用のエアコン1台を冷房運転するだけで室温26℃台、湿度50%台を維持できるようになりました。
また、この年から2階にもエアコンを設置したこともあり、家の中全体をスムーズに冷気が流れるようになりました。

1年目の夏は1階にある8畳用のエアコンを使用して冷房・除湿していたのですが、冷えた空気は1階に停滞して2階に温かい空気が偏る…。という感じで家の中で温度差が生じていたのも不快に思う原因の一つでした。

やはり言われていた通り、低燃費住宅で過ごす夏は2年目から快適になる。というのを体感した年でした。

 

3年目の夏(2019年)

さて、ようやく今年の夏の感想です。

低燃費住宅の3年目の夏は、構造材も十分に乾燥し、木材や他の建材の調湿作用も十分に生かされ、2年目の夏よりさらに温熱環境の安定度&快適度が増した感じがしました。

2階にある6畳用エアコンを冷房運転するだけで、室温26~27℃、湿度50~60%を安定して維持できました。

梅雨時や雨の日はさすがに60%を超える日もありますので、そんな時は1階エアコンも使用して除湿運転するようにしています。

それから、2年目の夏と比較して明らかに変わったことはエアコンの設定温度です。
2018年の夏は25.5℃~26℃設定で冷房運転していたように記憶していますが、今年は一番暑い時期は26.5℃設定、お盆を過ぎた頃からは27℃設定で十分でした。現在も27℃設定の連続運転です。

我が家の家の広さは35坪。畳数にすると70畳。またリビングには吹き抜けもありますので、通常の70畳より空間は広いです。その空間を一番小さな6畳用エアコン1台26.5℃~27℃設定で隅々まで快適に保てるのは本当に凄いことです。

家に帰ってきて玄関に入ったときは、冷えて除湿された空気に包まれてすぐに汗がひきます。寝ている時も肌はサラサラしており、最高に快適です。

やっと、モデルハウスで体感した心地よさを我が家でも得ることができるようになりました。

 

それから、何といってもこの家の魅力は、快適に過ごしても電気代が安いことです。

余裕のある温度設定でエアコンを運転できていたこともあり、7月分の電力使用量はわずか204kWh。電気代請求額は6,023円 !!でした。我が家はオール電化なので、真夏の7月の全ての光熱費がたったこれだけです。

ちなみにですが、それまでの夏の電気代は以下のようになっています。

・2017年7月:5,853円(エアコン間欠運転)

・2018年7月:6,756円(エアコン24時間連続運転)

1年目の夏は様子見でエアコンを間欠運転をしていましたが、2年目の夏からは7月~9月まで連続運転。このため2年目は少し電気代が上がりましたが、今年は同じ運転をしているにもかかわらず7月の電気代は下がりました。
これも屋内の基本の湿度が落ち着いたからではないかと考えています。

 

おわりに

これまでの夏を過ごしてみて、1年目は湿度が高めでエアコンの冷房、除湿運転の切り替えで苦労はしましたが、2年目の夏からは湿度も落ち着き、ずいぶん過ごしやすくなりました。

このように、しっかりと温度管理、湿度管理ができて快適&低燃費を実現している家ですが、その快適さは、天然乾燥材や家を構成しているそれぞれの部材(壁の漆喰、無垢床、断熱材のセルロースファイバー、耐震面材のモイスなどなど)の総合的な調湿力と断熱性能が高いからです。

皆さんにお勧めしたいですね。

 

これから秋になっていきますが、朝夕は温度差が大きくなっていきますので
体調を崩されないようお気を付けください。

 

 

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”ハコ”の中をしっかり冷やすには??

こんにちは、嫁子です(・Θ・)

まだ梅雨も明けていないのに、早くもクマゼミがシャァシャァと賑やかに鳴き始めました。

家の中にいるとまったく聞こえないのですが、玄関を開けた途端に耳に飛び込んできて、うわぁ夏だなぁと実感させられます。

 

さて、そんな夏を迎えた今日のテーマは…

”ハコ”の中をしっかり冷やすには??

 

昨年の秋からすっかりキャンプブームな我が家。

「キャンプに適した季節は夏以外だよなぁ」と言いながらも、用事がないとついついキャンプに出かけてしまいます。

 

キャンプに持っていく道具で重要なものの一つに「クーラーボックス」がありますね。

 

 

たかだか小さな保冷箱ですが、性能もお値段もピンキリです。

お高いクーラーボックスは、やはり断熱材の種類や厚み、つくりが違うようです。

これってなんだか、お家の「壁」と共通してますね。

さてさて、そんなクーラーボックスですが。

色々と試してみたい病の我が家。某有名メーカーのクーラーボックスをいくつか試してみたのです。

そして、「あれ?保冷力こんなものなの?期待したほどじゃなかったな」とガッカリしたことも何度かありました。

 

そして、ただそのまま使うのでは性能を十分発揮できないということに気付いてきました。

 

ここで結論を言ってしまうと、

クーラーボックスは使う前に冷やしておくことが大事 なのです。

躯体をしっかり冷やしておいてあげることで、中の冷たい食材をより長い時間冷たいままに保存しておけるようになるんですね。

 

お家の中でも同じなんです。

いくらハコがしっかりしていても、躯体の状態が整っていないと、その性能を発揮できるまでには時間がかかってしまう。

猛暑あるいは厳寒のころに、数日家を空けていくからとエアコンや暖房器具等を一切つけずに出かけてしまうと、その間に家の躯体がじわじわと外気の影響を受けて熱くなるor冷えてしまい、いざそこからエアコン等で調節しようとしても快適な温度帯になるまでには時間がかかってしまうんです。

低燃費住宅では、エアコンを稼働しっぱなしでも大して電気代に影響してきませんので、旅行等でお家を空ける際でも、エアコンはONにしたままのほうが快適&場合によってはむしろエコ?かもしれませんね。

 

小さなクーラーボックスに、お家との共通点を見つけて嬉しくなった嫁子でした。

 

さて、では今日から3連休!

お天気はいまいちですが、お出かけされる際は事故・けが・熱中症に気を付けて楽しく過ごしましょう♪

 

 

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ウェルネストホーム(低燃費住宅):換気システムの騒音量はどれくらいか

こんにちわ夫です。

2019年も半分が過ぎ、もう7月になってしまいましたね。

このところは遅い梅雨入りでジメジメとした日が続きますね。

外はだいだい湿度80~100%が続き、不快になってきました。

家の中はというと、2階にある6畳用エアコン1台26.5℃設定の冷房運転で室温26℃前後、湿度50~60%を維持できています。

睡眠中に寝汗をかくこともなく、気持ちよく朝まで寝ることができています。

しかも、外の室外機はあまり回っていませんので省エネ運転。快適&低燃費なこの住宅にはいつも満足しております。

 

 

さて、本日はというと、ブログやOB訪問でよく質問をいただく「換気システムの音ってうるさくないですか?」の質問にお答えしたいと思います。

 

〇そもそも、何で「換気システムの音」が問題になるのか

私もウェルネストホーム(低燃費住宅)の家を検討中の時、当時少ない情報ながら「換気システムの音がうるさい」という口コミを見たことがあります。

未だにその口コミが残っているのか、それとも他の方が話されているのか分からないのですが、4年以上経過した今でもそういった情報が出回っているということは確かなようです。

そもそも、何でウェルネストホーム(低燃費住宅)の家に関して換気システムの音が問題になるのか...

私は、その返答として

☛ウェルネストホーム(低燃費住宅)の家は壁が厚く気密性が高い、そして防音性能が高い

その分、内部の音は外に漏れにくいと同時に、屋内では反響しやすい。

また、ベースとなる家の中の騒音レベルがかなり低い(何と30dB程度!!)ので、家電、機器類の音がよく聞こえるのではないか。

と説明しております。

実際に住んでいると、家具や衣類、他にも色んなものが家の中にあるので音が分散、吸収されて全然気にならないのですが、

モデルハウスのように物が少ない場合だと、機器類の音が気になる場合もあります。

 

換気システムに関しては、風量最大にすると就寝時は音が気になりますが、

通常は風量設定をレベル1(レベル0~5)にしていますし、換気システムの音はほとんど感じられません。

 

まあ、こういうことは数値で示すのが一番!

ということで、我が家の騒音計の出番です。

 

〇換気システムの騒音レベルを計測

 

測定は、換気システム(ヴェントサン)から約1mのところに騒音計を設置して計測しました。

 

◆風量レベル0での測定結果

騒音レベルは31.0㏈。いつもながらに静かな室内です。

この状態では換気システムは動いていませんので、これが部屋の中のベースの騒音レベルとなります。

 

◆風量レベル1での測定結果

風量レベル1では、わずかに0.2dBの上昇です。これが普通に換気システムを運転している状態での

騒音です。31.2dBというと、生活している環境の中ではかなり静かで、最低レベルの騒音です。

普通に会話をすると50dBくらい出ますので、その静かさがお分かりいただけるでしょう。

 

◆風量レベル3での測定結果

春や秋など、家の中の空気を早く入れ替えたいときに使用する風量レベル3です。

それでも31.9dB。やはり静かです。

 

 

◆風量レベル5(MAX)での測定結果

まず使用することのない風量レベル5です。

取説では、「この状態で運転していると壊れるからあまり使うな」と書かれています。

騒音レベルは38.0dBです。

確かにこの状態だと換気扇が回っている音が聞こえてきて、就寝時は気になるでしょう。

しかし、この設定を使用することはありません。

 

ではでは、分かりやすい比較のために、キッチンのレンジフードの騒音レベルを測ってみましょう!

 

〇キッチンのレンジフード(換気扇)の騒音レベル測定

◆換気量(弱)の運転時

換気量(弱)は軽く調理する時や煙が少ないとき使用する設定です。

騒音レベルは35.2dBです。まずまず出ていますね。

 

換気量(中)の運転時

換気量(中)は炒め物やお湯を沸かすときに使用する設定ですが、47.9dBです。

調理時に一番使用する換気量だと思いますが、このくらいの騒音が出ています。

 

◆換気量(強)の運転時

これは調理中に煙がたくさん出る時や、汚れた空気を早く排出したい時に使用する設定ですが、騒音レベルは57.1dBです。

テレビをつけている時の騒音レベルとほぼ同じです。

かなりうるさく感じますが、換気扇でこれだけの音が出ていると就寝時はたまったものではありません。

 

〇おわりに

換気システム(ヴェントサン)の稼働音は、最大風量にするとキッチンのレンジフードの(弱)運転より少し騒音量は上回りますが、通常使用する設定では、はるかに小さい騒音量です。

私たちは就寝時に換気システム(ヴェントサン)の稼働音が気になったことは一度もありません。

このところは洗濯物の室内干しをするときにサーキュレーターを回しているのですが、そちらの稼働音のほうが気になるくらいです。

 

ということで、まったく問題なし!と考えていいでしょう。

 

これから気温も上昇し、湿度も上がってきますので、皆さん熱中症に十分気を付けましょう!

お茶を飲むだけではだめですよ!スポーツドリンクや熱中症タブレットなどで塩分やミネラルを摂取することも忘れずに。

 

 

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