【TNP 我が家のさらばシリーズ第三弾】さらば、室内履き!

こんにちわ夫のほうです(^.^)
低燃費住宅に住み始めてからの「我が家のさらばシリーズ」第三弾はこれです。

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そう、室内履きです。
以前のマンションでは、冬は床が冷たく室内履きは欠かせませんでした。
しかも、部屋全体は温めていても、シングルガラスの窓とキンキンに冷やされたアルミサッシからはコールドドラフトが生じ、冷気が床を這ってきていました。
室内履きを履いていても脚はかなり冷えましたので、長時間こたつで過ごしていました。
こたつ大好き\(^ω^)/
「こたつっ子」でした。
私はもともと超寒がりなのですが、訳あって寒いのがダメなのです。
そんな私でしたが…今は裸足族です。
低燃費住宅のお施主さんは裸足で過ごしている方がかなりいると聞いていましたが、たぶん暑がりな人なんだろうな〜と思っていました。
まさか、あの超寒がりの私でも冬に裸足で過ごせるなんて( ゚д゚)
低燃費住宅では床暖房はありません。
床下の断熱がきっちりできており床が冷たいという事はありません。
それから、あのゴツいユーロサッシの断熱効果のおかげでコールドドラフトも発生しません。
まあ、寒い日は床付近の温度は多少下がりますけど、吹抜けがあっても1階が冷える事なくずっと裸足で生活できています。
私は長年のこたつ生活が染み付いていますので、 正直、こたつは名残り惜しいのですが、いつも室温が20℃くらいあるのでこたつに入りたいと思わないのです(^_^;)
もう、我が家のさらばシリーズ第四弾は「さらばコタツ!」にしたいくらいですよ(T-T)
それ以上のネタがないので書きませんが…
以前は考えられなかった事です。
補足ですが、
我が家では比較的ウイークポイントとなる玄関でも、頑張って断熱性の高いスウェーデンドアを採用しました。
このため玄関ドアからの熱損失も少なく、室温とほぼ同じ温度が保てており快適です。
というわけで、私達は冬もこんな感じで過ごしております(*^_^*)
【予告です】
次回のさらばシリーズは、驚きの内容をご紹介します!

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一般的な住宅の必要加湿量はどのくらいか

みなさんこんにちわ夫の方です_φ(・_・
本日は一般的な住宅で必要な加湿量はどのくらいか、について書きたいと思います。

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これまで湿度の話は相対湿度について書いてきましたが、今日は空気が含む水分量についての話です。
これは、「絶対湿度」に関連する内容ですが、絶対湿度とは、空気1kg中に存在する水蒸気量(kg)です。
しかし空気1kgは温度によって体積が変わるし、ややこしいんですよね(~_~;)
普通に言われている湿度とは相対湿度の事だし、その相対湿度は1㎥中が基準。
家の体積も決まってるし・・・という事で、今回も体積を基準とする飽和水蒸気量を使って説明しようと思います。
またしてもこのグラフを参考とします。

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画像お借りしています
まず、
①家全体でどれだけの容積か
を計算します。
標準的な住宅の大きさとして、37坪(床面積 約122.3㎡)で天井高2.4mの家だと、だいたい294㎥の容量があります。
吹抜けなどがある家も考慮して、300㎥で設定します。
②その中で空気が含む水分量を計算
ここに外気の温度5℃、湿度50パーセントの空気が入ってきたとします。
5℃の空気の飽和水蒸気量は6.81gです。
その50%は約3.4g(1㎥あたり)です。
これに家の容積を掛けると
3.4g×300=1021.5
家の中にある水分量は1021.5gです。
③暖房時の必要水分量を求める
この空気を20℃まで温め、湿度50%を維持する場合、
20℃で湿度50%の空気が有する水分量は、飽和水蒸気量が約8.7g(1㎥あたり)なので、家の容積を掛けると
8.7g×300=2596.5g
不足する水分量は
2596.5-1021.5=1575g
なので、約1.5リットルを加湿すれば20℃湿度50%になるのです。
これは、あくまでも家全体で外気が5℃の場合ですので、外気が暖かかったり、リビングだけでいい場合はもっと少量で済みます。
④24時間換気を考慮する
現在の家では、2時間に1回、家中の空気が入れ替わるように24時間換気システムを設置しなければなりません。これは2003年に建築基準法が改正されてから義務づけられています。
このため、顕熱交換タイプ(温度の交換)の換気システムで外気5℃湿度50%の空気を入れ替えていくとすると、2時間毎に1575gを加湿しないと湿度50%を維持できません。
1時間にすると、約788gです。
これ、約20畳(体積80㎥)のリビングダイニングルームだけの場合、計算しますと約210gなんです。
◾️まとめ
外気5℃湿度50%の外気を取り込み、20℃湿度50%を目標に加湿する場合、
○37坪の家全体で1時間あたり約788g
○20畳のリビングダイニングだけだと1時間あたり約210g
の加湿量で大丈夫なのです。
実際は隙間のロスや空気の循環の仕方に影響されますので目安ですが。
どうですか?
案外少ないですよね。
外気温が5℃より高いと、さらに少なくていいのです!
以前のマンションでは、最初は大きな加湿器を使っておりましたが、これを計算してからは小さな加湿器に買い替えました(^-^)

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賃貸マンションはシングルガラス+アルミサッシだったためその部分が冷えて毎朝結露しましたが、加湿のしすぎを防ぐ事により、結露の量はかなりマシになりました。
皆さん、加湿のしすぎに注意しましょう(^-^)!

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【TNP 我が家のさらばシリーズ第二弾】さらば、加湿器!

皆さんこんにちわ夫の方です(^-^)。
先日は結露とオサラバしたという内容の記事を書きました。
それと共にオサラバしたものがあります。
これです

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加湿器です!
(以前我が家で使っていたアイリスオーヤマさんの画像お借りしました)
この加湿器が必要なくなりました(^-^)
以前、賃貸マンションで結露していた過程は
①部屋が寒い→②暖房をつける→③部屋が乾燥する→④加湿する→⑤窓で結露
の流れでした。
この家では、まず
①あまり室温が低下しない。
1月中の室温ですが、無暖房時に最低16.1℃、最高は22℃くらいでした。
だいたいですが、起床時の6時台は17〜19℃くらいあります。
それから少し暖房をつけると20℃くらいになります。そこで出勤。
晴れている日は夜帰宅すると21〜22℃くらいになっています。
曇りの日は太陽エネルギーを取り込めないので20℃以下の時もあります。
そんな時は夜に1時間程度エアコンをつけます。
こんな感じで
→②暖房をつける時間が短い
そうすると
→③部屋が乾燥しない
→④加湿器を使わなくなる
という流れに変化しました。
こうして加湿器は実家に引きとられていきました( ^_^)/~~~
これも壁と窓の高断熱化のおかげで大きなメリットを感じています。
しかしです!
最近の高気密・高断熱住宅に関しては、乾燥しやすいという事も言われています。
これは、
換気システムが顕熱交換タイプ(熱交換のみ)が採用されていることが多く、外の乾燥した空気が常に入ってくるためです。
しかも、少なからず暖房を使用する事も湿度が下がる要因となります。
暖房と湿度低下の関係は、
湿度%=1㎥中に含まれる水分量(g)/その温度での飽和水蒸気量(g/㎥)
ですので、
加湿せずに暖房で室温を上げると空気が蓄えられる水分の量(飽和水蒸気量)が増え、分母が大きくなるため相対的に湿度が下がってしまいます。
前出の図です

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これを解決するのは湿気も回収する全熱交換式の換気システムになりますが、金額が高くなる事と、水蒸気と一緒にウィルス類も回収してしまうなど、それはそれでデメリットがあります。
低燃費住宅では、換気システムは顕熱交換タイプです。しかし、調湿力のある建材が多く使われているため、常に湿度40〜60%に維持されるが素晴らしいところです。
私達が低燃費住宅で建てる事に決めたのも、家の調湿力が優れていたからです。
エアコンで暖房中は一時的に湿度が下がりますが、生活で出た湿気を建材が貯めてくれており、徐々に供給してくれます。
さて、我が家の主な湿気の供給源はというと
・調理中の台所から
・洗濯物の室内干し
・お風呂のあとの湿気を有効利用
です。
冬の期間はお風呂の後に換気扇を回さずに入り口のドアを開けて自然乾燥させています。
これは、風呂場の換気が第3種換気(排出のみ)のため、屋内を負圧にしたくない(負圧になった屋内が下水管から空気を取り込んでしまうという事を経験しました)ことと、お風呂の後の湿気を有効利用したいためです。
今のところですが、自然乾燥でも翌朝には浴室内はほぼ乾いています。
洗い場の床に汚れが溜まると乾きが悪くなるので、その時は掃除のサインです(ㆀ˘・з・˘))
低燃費住宅では、お風呂の残り湯を捨てずに残しておくことを勧めていますが、我が家では十分に湿度50%を維持しているので、そこまではしていません。
部屋の湿度を多少上げたいと感じられている方は試されてはどうでしょうか(^-^)
さてさて、我が家は加湿器とオサラバした訳ですが、一般的な住宅で必要な加湿量はどれくらいか!
以前のマンションの時に計算して、結露軽減のため実践していましたので次回ご紹介いたします(^-^)

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