”ハコ”の中をしっかり冷やすには??

こんにちは、嫁子です(・Θ・)

まだ梅雨も明けていないのに、早くもクマゼミがシャァシャァと賑やかに鳴き始めました。

家の中にいるとまったく聞こえないのですが、玄関を開けた途端に耳に飛び込んできて、うわぁ夏だなぁと実感させられます。

 

さて、そんな夏を迎えた今日のテーマは…

”ハコ”の中をしっかり冷やすには??

 

昨年の秋からすっかりキャンプブームな我が家。

「キャンプに適した季節は夏以外だよなぁ」と言いながらも、用事がないとついついキャンプに出かけてしまいます。

 

キャンプに持っていく道具で重要なものの一つに「クーラーボックス」がありますね。

 

 

たかだか小さな保冷箱ですが、性能もお値段もピンキリです。

お高いクーラーボックスは、やはり断熱材の種類や厚み、つくりが違うようです。

これってなんだか、お家の「壁」と共通してますね。

さてさて、そんなクーラーボックスですが。

色々と試してみたい病の我が家。某有名メーカーのクーラーボックスをいくつか試してみたのです。

そして、「あれ?保冷力こんなものなの?期待したほどじゃなかったな」とガッカリしたことも何度かありました。

 

そして、ただそのまま使うのでは性能を十分発揮できないということに気付いてきました。

 

ここで結論を言ってしまうと、

クーラーボックスは使う前に冷やしておくことが大事 なのです。

躯体をしっかり冷やしておいてあげることで、中の冷たい食材をより長い時間冷たいままに保存しておけるようになるんですね。

 

お家の中でも同じなんです。

いくらハコがしっかりしていても、躯体の状態が整っていないと、その性能を発揮できるまでには時間がかかってしまう。

猛暑あるいは厳寒のころに、数日家を空けていくからとエアコンや暖房器具等を一切つけずに出かけてしまうと、その間に家の躯体がじわじわと外気の影響を受けて熱くなるor冷えてしまい、いざそこからエアコン等で調節しようとしても快適な温度帯になるまでには時間がかかってしまうんです。

低燃費住宅では、エアコンを稼働しっぱなしでも大して電気代に影響してきませんので、旅行等でお家を空ける際でも、エアコンはONにしたままのほうが快適&場合によってはむしろエコ?かもしれませんね。

 

小さなクーラーボックスに、お家との共通点を見つけて嬉しくなった嫁子でした。

 

さて、では今日から3連休!

お天気はいまいちですが、お出かけされる際は事故・けが・熱中症に気を付けて楽しく過ごしましょう♪

 

 

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ウェルネストホーム(低燃費住宅):換気システムの騒音量はどれくらいか

こんにちわ夫です。

2019年も半分が過ぎ、もう7月になってしまいましたね。

このところは遅い梅雨入りでジメジメとした日が続きますね。

外はだいだい湿度80~100%が続き、不快になってきました。

家の中はというと、2階にある6畳用エアコン1台26.5℃設定の冷房運転で室温26℃前後、湿度50~60%を維持できています。

睡眠中に寝汗をかくこともなく、気持ちよく朝まで寝ることができています。

しかも、外の室外機はあまり回っていませんので省エネ運転。快適&低燃費なこの住宅にはいつも満足しております。

 

 

さて、本日はというと、ブログやOB訪問でよく質問をいただく「換気システムの音ってうるさくないですか?」の質問にお答えしたいと思います。

 

〇そもそも、何で「換気システムの音」が問題になるのか

私もウェルネストホーム(低燃費住宅)の家を検討中の時、当時少ない情報ながら「換気システムの音がうるさい」という口コミを見たことがあります。

未だにその口コミが残っているのか、それとも他の方が話されているのか分からないのですが、4年以上経過した今でもそういった情報が出回っているということは確かなようです。

そもそも、何でウェルネストホーム(低燃費住宅)の家に関して換気システムの音が問題になるのか...

私は、その返答として

☛ウェルネストホーム(低燃費住宅)の家は壁が厚く気密性が高い、そして防音性能が高い

その分、内部の音は外に漏れにくいと同時に、屋内では反響しやすい。

また、ベースとなる家の中の騒音レベルがかなり低い(何と30dB程度!!)ので、家電、機器類の音がよく聞こえるのではないか。

と説明しております。

実際に住んでいると、家具や衣類、他にも色んなものが家の中にあるので音が分散、吸収されて全然気にならないのですが、

モデルハウスのように物が少ない場合だと、機器類の音が気になる場合もあります。

 

換気システムに関しては、風量最大にすると就寝時は音が気になりますが、

通常は風量設定をレベル1(レベル0~5)にしていますし、換気システムの音はほとんど感じられません。

 

まあ、こういうことは数値で示すのが一番!

ということで、我が家の騒音計の出番です。

 

〇換気システムの騒音レベルを計測

 

測定は、換気システム(ヴェントサン)から約1mのところに騒音計を設置して計測しました。

 

◆風量レベル0での測定結果

騒音レベルは31.0㏈。いつもながらに静かな室内です。

この状態では換気システムは動いていませんので、これが部屋の中のベースの騒音レベルとなります。

 

◆風量レベル1での測定結果

風量レベル1では、わずかに0.2dBの上昇です。これが普通に換気システムを運転している状態での

騒音です。31.2dBというと、生活している環境の中ではかなり静かで、最低レベルの騒音です。

普通に会話をすると50dBくらい出ますので、その静かさがお分かりいただけるでしょう。

 

◆風量レベル3での測定結果

春や秋など、家の中の空気を早く入れ替えたいときに使用する風量レベル3です。

それでも31.9dB。やはり静かです。

 

 

◆風量レベル5(MAX)での測定結果

まず使用することのない風量レベル5です。

取説では、「この状態で運転していると壊れるからあまり使うな」と書かれています。

騒音レベルは38.0dBです。

確かにこの状態だと換気扇が回っている音が聞こえてきて、就寝時は気になるでしょう。

しかし、この設定を使用することはありません。

 

ではでは、分かりやすい比較のために、キッチンのレンジフードの騒音レベルを測ってみましょう!

 

〇キッチンのレンジフード(換気扇)の騒音レベル測定

◆換気量(弱)の運転時

換気量(弱)は軽く調理する時や煙が少ないとき使用する設定です。

騒音レベルは35.2dBです。まずまず出ていますね。

 

換気量(中)の運転時

換気量(中)は炒め物やお湯を沸かすときに使用する設定ですが、47.9dBです。

調理時に一番使用する換気量だと思いますが、このくらいの騒音が出ています。

 

◆換気量(強)の運転時

これは調理中に煙がたくさん出る時や、汚れた空気を早く排出したい時に使用する設定ですが、騒音レベルは57.1dBです。

テレビをつけている時の騒音レベルとほぼ同じです。

かなりうるさく感じますが、換気扇でこれだけの音が出ていると就寝時はたまったものではありません。

 

〇おわりに

換気システム(ヴェントサン)の稼働音は、最大風量にするとキッチンのレンジフードの(弱)運転より少し騒音量は上回りますが、通常使用する設定では、はるかに小さい騒音量です。

私たちは就寝時に換気システム(ヴェントサン)の稼働音が気になったことは一度もありません。

このところは洗濯物の室内干しをするときにサーキュレーターを回しているのですが、そちらの稼働音のほうが気になるくらいです。

 

ということで、まったく問題なし!と考えていいでしょう。

 

これから気温も上昇し、湿度も上がってきますので、皆さん熱中症に十分気を付けましょう!

お茶を飲むだけではだめですよ!スポーツドリンクや熱中症タブレットなどで塩分やミネラルを摂取することも忘れずに。

 

 

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我が家の「緑の柱」屋外実験場のサンプル掘り起し!!(1年後)

こんにちわ夫です(^^)/

今年は6月下旬の遅い梅雨入りとなりました。
この週末は広域で雨が降ったようです。

大雨から災害の懸念されている地域もありますので、水害や土砂災害には十分注意したいところです。

 

さて、本日も先週に引き続き、「緑の柱」ネタです。

先週は我が家の庭にある「緑の柱屋外実験場」の1年経過後の様子を報告しました。

今回は各サンプルを堀り起こしての地中部の確認です。

このところ出張続きでしたが、何とか休日の空き時間に作業することができました。

では、さっそくまいりましょう。

サンプルの引き抜き

各サンプルを土中から引き抜きます!

かなり土を掘り返すことを想定していましたが、あまりにも簡単にすっぽ抜くことができました。


見ての通り、きれいな抜きあとです。

下の写真が土から抜き取ったサンプルです。新鮮野菜のように土付きです。

きれいに洗います。そして乾燥。


逆さに立ててみます。

左が緑の柱、

中央が無処理のサンプル

右が外構用のサンプルです。

 

各サンプルの状態を観察

では、もう少し近寄ってみていきましょう。

まずは無処理のサンプルから

1年間土中にありましたのでもっと黒ずんでいるのかと思いましたが、思っていたよりはきれいでした。

とはいいながらも、側面には腐朽菌がついており、ところどころ窪んでいるところがあります。

恐らく、土中で分解されているものと思われます。シロアリは入り込んではいないようです。

天然乾燥材ですので、やはり強いのでしょう。

 

そして、緑の柱です。

無処理のサンプルに比べるとかなり状態はいいのですが、それでも表面には菌が付きかけているのか、

虫食い状に暗色になっています。

4面のうち2面がこのような状態です。写真に写っていない側の2面はほとんど変化がなくきれいな状態でした。

右側に無処理のサンプルが少し写っていますが、表面の状態はかなり違うので保存剤の効果により木材が守られていることが分かります。

 

では、最後に外構用の緑の柱です。

地上だった部分と地下だった部分の境目がほとんど分かりません。

一年間土中にあったのか!?? というくらいにダメージがありません。

もう、素晴らしいの一言です。

外構用の緑の柱は、住宅用と比べて薬剤浸潤量が2倍になっているのですが、

十分な効果が確認できます。

外構に木材を使用するなら迷わずコレですね!

 

まとめ

今回、屋外実験場の各サンプルを土中から引き抜いて1年後の状態を確認したわけですが、緑の柱は強く、薬剤(ACQを用いた木材保存剤)の効果が十分に確認できました。

また、薬剤の浸潤量が多い外構用の緑の柱は、格段に腐れに強いことが分かりました。

今回、シロアリの被害は確認されなかったわけですが、防蟻性に関しても同じような結果になるのではないかと予想されます。

今後の変化を継続して確認していきたいと思います。

 

 

番外編

さて、やってきました番外編、ベイマツとホワイトウッドのサンプルの状態を報告します。

何気にこちらも気になっておりました。

掘り出して、洗って、乾燥。

乾燥後のサンプルがこちらです。

断面がこちらです。

 

地上部と同じく、地下部もひび割れが生じていますが、ひび割れたところからどんどん腐食し、分解していっております。

無処理のスギ材のサンプルと比べても劣化速度が速いです。

来年にはもっとスカスカになっているような気がします。

では、またの報告をお楽しみに。

 

 

これからの季節、冷房を使用することが多くなると思いますが、冷やしすぎの夏風邪には注意しましょう!

 

 

 

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