外構工事前のお庭で腐朽菌実験をしていました

こんにちわ夫です( ̄^ ̄)ゞ
しばらく雨の予報ですね〜
我が家の外構工事はどんどん進んでおり、
土が見えているところもかなり少なくなってきました。
その前に、実は敷地の土を使って腐朽菌の実験をしておりましたので、その結果を紹介したいと思います。
ウェルネストホームの事務所や完成見学会では、下のアイスの棒のようなサンプルが置かれています。

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左の3本は「緑の柱」と同じ薬剤(木材保存剤)が注入されているサンプル、右の3本は普通の木材のサンプルです。
この他に、既に不朽菌がついて劣化しているサンプルがありまして、見学会では3種類のサンプルを「折ってみてください!」って言われます(^-^)
不朽菌のついたサンプルはもちろんすぐに折れますが、普通のサンプルも力を入れるとパキッと折れてしまいます。
しかし、薬剤が注入されたサンプルは棒の強度が上がっておりなかなか折れません。
薬剤注入により腐朽菌、シロアリから守られるだけでなく、木材自体の強度も上がるのです。
私も初めてやった時はこの棒スゴっ!って思いました。
それで、今回はこのサンプルを持ち帰って、自宅の敷地に埋めてみました。
どのくらいで腐朽菌がつくか確認してみたかったのです(・ω・)ノ
土を掘り、2本づつ並べて

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土を被せて

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水をかけます

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あとは自然に任せます。
埋めたのは8月6日でした。
それから、あっさり失念しておりまして 約1ヶ月後、外構工事が始まるので慌てて掘り出しました^_^;
9月4日、ありましたありました。

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水で流すとこんな感じです。
右の3本が土に埋めていたサンプルです。
(なぜか1本見つかりませんでした)

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◯普通の木材サンプルの比較

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横に新旧を並べると違いがよく分かりますね。
宅地造成の時に入れられた新しい花崗土なので栄養分が少ないはずですが、見事に腐朽菌がついています。
一度木の表面につくと菌糸はどんどん木材の内部に広がり、強度が大きく損なわれていきます。
指に力をかけるまでもなく、僅かな圧でポキっと折れてしまいました。

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一方、
◯薬剤処理のサンプルの比較

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左側が土に埋めていたほうで、洗った時の水分が残っていますが、ほとんど変化がなく腐朽菌はついていません
短期間ではありますが、腐朽菌の発生と緑の柱の薬剤(木材保存剤)の効果を確認できました。
さてさて、
この薬剤を加圧注入して作られる「緑の柱」についてですが、実は野外で長期間の耐久試験が行われています。
そして何と!!
28年経っても腐れやシロアリの被害が全く出ていないのです。

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出典:(株)コシイプレザービンクHP
腐朽菌&シロアリが侵入し放題の屋外で土に挿したまま28年無被害だなんて、相当凄いと思います((((;゚Д゚)))))))
この薬剤(木材保存剤)の効果は100年以上持続するそうですが、こんな過酷な状態でいつまで持つのか!すごく興味があります。この試験(放置??)の過程は今後も見てみたいですね。
という事で、今回の1ヶ月程度の埋設では薬剤処理のサンプルに腐朽菌がつくはずはなかったのですが、問題は無処理の木材です。
短期間でもしっかり腐朽菌がついているのが確認されました。
上の(株)コシイさんの屋外試験では、けっこう太さがある杭でも1年経てば腐朽菌とシロアリの侵入でボロボロ。
このように、腐朽菌やシロアリから柱を守る対策をしっかりとしておく事が重要なのだと改めて痛感しました。
次は外構工事の記事の合間になると思いますが「緑の柱」について書きたいと思います。

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