エアコンのお掃除

こんにちわ夫です。

このところ何かとバタバタしておりまして、随分と記事の更新が滞っておりました(汗)

 

しかし10月下旬だというのにまだ夏日。しかも外の湿度は70%以上。暑いです。

まだ台風はできているし、昔とは気候が変わってきています。

 

さて、そんな中、

エアコンの24時間冷房運転も終わりましたので、以前から気になっていたエアコン内部の掃除をしようと思い立ちました!

エアコンは冷房運転時に熱交換器や送風ファンに水滴がつき、そこに埃がたまってカビが発生します。冷房運転の時はあまりニオイは出ないのですが、そのまま放置して冬に暖房運転すると、すごいカビ臭が出てしまいます。

もちろん、健康にもよろしくないことは明らかです。

この家では結露もなく、浴室すらあまりカビも出ず、健康的な生活を送っております。できるだけ健康的な環境を維持するためには、エアコンの定期的な清掃は不可欠なわけです。

ということで、本日はエアコンのお掃除をしてみましたので、その様子を報告したいと思います。

 

エアコン掃除で準備するもの

準備したものは、このような感じです。

①エアコン洗浄カバー

エアコン掃除で必要なのはまずはこれです。エアコンをすっぽり覆って水が周囲に飛ばないようにするのと、洗浄した廃液をドレーンを通してバケツにためるために使用します。

②養生テープ

エアコンカバーをエアコンの周囲に取り付け、隙間から水が落ちてこないように、しっかりと養生するために使用します。

③洗剤

今回は初めてのエアコン掃除だったので、エアコン用の洗剤を使いました。それとは別に、カビ取り剤も準備していたのですが、今回は使用しませんでした。

洗剤については、普通の台所用の中性洗剤でもいいみたいです。カビキラーと併用して使用する方もおられるようです。なお、洗剤どうしの混合は有毒ガスが発生するものがありますので、十分注意してくださいね。

④噴霧器

③の洗剤を噴霧するための器具です。100均でも調達できると思いますが、逆さにしても噴霧でき、ノズルの長いタイプを準備しました。

結果、これが大正解でした。送風ファンは下からでないと洗剤を噴霧できませんので、どの角度にしても噴霧できたのはありがたかったです。

蓄圧式噴霧器

洗剤を噴霧したあと、エアコン内部を洗浄するために使用します。

容器に水を入れて、上のハンドルを空気入れのようにシュコシュコやって圧力をためて水を噴霧します。今回は4L用を購入しましたが、エアコン1台だと洗浄水は4Lで十分した。

 

いざ!作業開始

さて、ネットなどで動画を確認しながら、作業を開始します。

・電源を抜いてエアコンのカバーをできるだけ取り外す

・エアコン洗浄カバーの取り付け

・エアコンとカバーの隙間を養生

(窓を全開で風通しをよくする)

・洗剤を噴霧して5~10分放置

・蓄圧式噴霧器で洗い流す

・30分ほど乾かす

・エアコンのスイッチを入れて送風運転、もしくは暖房運転(30分程度)

この時ファンについていた水が勢いよく飛び散りますのでタオルを送風口にあてておくのを忘れずに!

・エアコンカバー等を元に戻して完了。

このような流れで作業を進めていきます。

思ったほどカバーが取り外せなかったので、今回洗浄したのは下側の送風ファンのみです。

1階、2階のエアコン共に2シーズンの冷房運転後でしたが、それほど汚れていないように見えてもこの通り。

汚れが出るわ出るわ。バケツにたまった汚水を見て、嫁子もドン引きでした(;^ω^)

こんなに汚れがたまっている空調設備から出てくる空気を毎日吸い込んでいたのかと思うとゾッとします。

ハウスダストやカビなどのアレルギーがある場合、エアコン内部の汚れには要注意です。

最近のエアコンは自動お掃除や内部クリーンなどいろいろな機能がついていますが、やはり内部の清掃は定期的に、できれば1シーズンに1回はしたほうがいいなと思いました。

 

失敗したこと

今回のエアコン清掃で最大の失敗です。

 

養生が甘く、洗浄中に汚水が隙間から垂れてしまい、壁と無垢床を汚してしまいました。特に、無垢床はアルカリ性の洗剤をこぼしたので随分と黒ずんでしまいました(>_<)

壁に関しては、雑巾に水を含ませて軽くたたくように汚れをとりましたが、どうしても跡が残ってしまいました。

1日経過後の様子です。

多少汚れはマシになりましたが、あとは漆喰の浄化力に期待します。

ま、どうしても汚れが残れば漆喰をローラーで塗りなおせばいいかなと。

このあたりは、クロスだと変色して張り直しになると思われますので、漆喰でよかったな~と感じています。

また、無垢床に関しては、食用の酢を塗ることでかなり黒ずみがマシになりました。

こちらも、汚れが目立つ場合はサンドペーパーで削ればいいので、もう少し様子を見たいと思います。

 

おわりに

ネットで情報や動画を検索しながら今回初めてエアコン内部の掃除をしてみましたが、案外簡単に終えることができました。

業者さんに頼むと確実だと思いますが、できるだけ頻繁にしようとすると費用も掛かりますし、自分でやってみてよかったと思います。

あと、今回の失敗で、はじめの「養生」がいかに大切かが分かりました。

洗浄水はかなり汚れており、少し漏れるだけでも壁と床を汚します。

次回からは養生は慎重にしたいです。

 

あと、我が家の2階のエアコンは東芝製、1階のエアコンはダイキン製ですが、東芝の方が掃除はやりやすかったです。

次回、エアコンを入れ替える時には、カバーが簡単に取り外せて、できるだけ分解清掃しやすいメーカー、機種を選んだほうがいいなと感じました。

 

 

これから朝晩の気温差が大きくなりますので、皆さん風邪などをひかないようご注意ください。

 

 

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ウェルネストホーム(低燃費住宅) 3回目の夏を終えて

こんにちわ夫です。

2019年の8月も本日で最終日になりましたね。
我が家はウェルネストホームの低燃費住宅に住み始めて3回目の夏を終えようとしています。

もちろん、今年も快適な夏を過ごせておりますよ(^^♪

 

ということで、本日は低燃費住宅で過ごしたこれまでの夏(1年目~3年目)の感想を述べてみたいと思います。

では、1年目の夏から簡単に過去を振り返ってみます。

1年目の夏(2017年)

家を建てたのが2016年の12月。

夏を迎えるまでには半年以上経っていたのですが、やはり湿度は高めでした。
エアコンは間欠的に使用しておりましたが、ほぼ除湿運転。屋内の湿度は60%前後を示していることが多かったです。

屋内の湿度が60%もあると、快適さの指標となる「絶対湿度12g以下」を保つには室温を25℃以下にしなくてはなりません。
案の定、室温を25℃まで下げると寒く体調を崩しそうな状態に…、エアコンの除湿、冷房をこまめに切り替えながら室温26~27℃台、湿度55~60%程度で過ごすことが多かったです。

モデルハウスの宿泊体験で感じた快適さからすると今一つな感じがありながらも、この夏を乗り切れば...と思いながら過ごしました。
それより、以前住んでいた賃貸アパートよりは圧倒的に住み心地が良かったので、不満はほとんどありませんでした。

エアコンに関しては、日立製のような再熱除湿機能のある機種にしていれば、電気代はかかると思いますが室温を26~27℃に設定してガンガン除湿し、もう少し快適だったかもしれません。

 

 

〇どうして低燃費住宅の1年目の夏は湿度が高めなのか

低燃費住宅の家は天然乾燥の木材で家を建てるため、建ててからもしばらくは木材から水分の蒸発が続きます。30~40坪前後の家で木材を100本程度使用するので、1本の木材から6~7L蒸発していくとすればかなりな量になります。

上棟時は、水分が多く含まれている木材は重く、大工さんは大変なんだという話もお聞ききしました。我が家の上棟は8月の暑い日でしたので汗だくだったと思います。大工さん、棟梁さん本当にありがとうございました(汗)。

木材や家の強度の長期維持、木材が有する調湿作用などのこだわりから、わざわざ手間とコストがかかる天然乾燥材を使用し、しかも、その天然乾燥材に木材保存剤を圧入した「緑の柱」で家を建てているので安心感は非常に高いです。

◆低燃費住宅の1年目の湿度が高めになることや、どうして天然乾燥材(緑の柱)を使用しているのかについては、担当の方からしっかりとお話が聞けると思います。どんどん質問されてください(^^)/

 

2年目の夏(2018年)

低燃費住宅の2年目の夏は、期待していた通り湿度はかなり落ち着きました。
6畳用のエアコン1台を冷房運転するだけで室温26℃台、湿度50%台を維持できるようになりました。
また、この年から2階にもエアコンを設置したこともあり、家の中全体をスムーズに冷気が流れるようになりました。

1年目の夏は1階にある8畳用のエアコンを使用して冷房・除湿していたのですが、冷えた空気は1階に停滞して2階に温かい空気が偏る…。という感じで家の中で温度差が生じていたのも不快に思う原因の一つでした。

やはり言われていた通り、低燃費住宅で過ごす夏は2年目から快適になる。というのを体感した年でした。

 

3年目の夏(2019年)

さて、ようやく今年の夏の感想です。

低燃費住宅の3年目の夏は、構造材も十分に乾燥し、木材や他の建材の調湿作用も十分に生かされ、2年目の夏よりさらに温熱環境の安定度&快適度が増した感じがしました。

2階にある6畳用エアコンを冷房運転するだけで、室温26~27℃、湿度50~60%を安定して維持できました。

梅雨時や雨の日はさすがに60%を超える日もありますので、そんな時は1階エアコンも使用して除湿運転するようにしています。

それから、2年目の夏と比較して明らかに変わったことはエアコンの設定温度です。
2018年の夏は25.5℃~26℃設定で冷房運転していたように記憶していますが、今年は一番暑い時期は26.5℃設定、お盆を過ぎた頃からは27℃設定で十分でした。現在も27℃設定の連続運転です。

我が家の家の広さは35坪。畳数にすると70畳。またリビングには吹き抜けもありますので、通常の70畳より空間は広いです。その空間を一番小さな6畳用エアコン1台26.5℃~27℃設定で隅々まで快適に保てるのは本当に凄いことです。

家に帰ってきて玄関に入ったときは、冷えて除湿された空気に包まれてすぐに汗がひきます。寝ている時も肌はサラサラしており、最高に快適です。

やっと、モデルハウスで体感した心地よさを我が家でも得ることができるようになりました。

 

それから、何といってもこの家の魅力は、快適に過ごしても電気代が安いことです。

余裕のある温度設定でエアコンを運転できていたこともあり、7月分の電力使用量はわずか204kWh。電気代請求額は6,023円 !!でした。我が家はオール電化なので、真夏の7月の全ての光熱費がたったこれだけです。

ちなみにですが、それまでの夏の電気代は以下のようになっています。

・2017年7月:5,853円(エアコン間欠運転)

・2018年7月:6,756円(エアコン24時間連続運転)

1年目の夏は様子見でエアコンを間欠運転をしていましたが、2年目の夏からは7月~9月まで連続運転。このため2年目は少し電気代が上がりましたが、今年は同じ運転をしているにもかかわらず7月の電気代は下がりました。
これも屋内の基本の湿度が落ち着いたからではないかと考えています。

 

おわりに

これまでの夏を過ごしてみて、1年目は湿度が高めでエアコンの冷房、除湿運転の切り替えで苦労はしましたが、2年目の夏からは湿度も落ち着き、ずいぶん過ごしやすくなりました。

このように、しっかりと温度管理、湿度管理ができて快適&低燃費を実現している家ですが、その快適さは、天然乾燥材や家を構成しているそれぞれの部材(壁の漆喰、無垢床、断熱材のセルロースファイバー、耐震面材のモイスなどなど)の総合的な調湿力と断熱性能が高いからです。

皆さんにお勧めしたいですね。

 

これから秋になっていきますが、朝夕は温度差が大きくなっていきますので
体調を崩されないようお気を付けください。

 

 

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日射遮蔽開始の季節です。

こんにちわ夫です。

今年のゴールデンウイークは10連休となりましたが、皆さん楽しめましたか?

我が家はというと、

私の仕事が入ったり、法事があったり、キャンプに行ったり、家でゆっくりしたり…と何だかんだですぐに終わってしまいました。

 

さてさて、

この季節、低燃費住宅では日射遮蔽を開始したり、換気システムの運転を切り替える時期になっております。

本日はその内容について書きたいと思います。

 

この季節の外気温と室内環境

本日2019年5月11日 朝の段階で確認した気象予報は以下のようになっております。

このところは朝夕が冷え込みますが、日中は気温が上昇してきます。

また、冬や春先とは違って湿度が高いです。

 

一方、室内の温湿度はというと

24℃、57%を示しています。

 

空気中の水蒸気量とエネルギー量はどうなっているか

 

毎度お決まりの、空気中の水蒸気量(絶対湿度)とエネルギー量を見てみます。

・室温24℃、湿度57%の状態での絶対湿度は10.6g/kg 比エンタルピーは51.1 kJ/kgです。

家の中は暑くもなく、寒くもなく、いわるゆ「快適」な状態です。

しかし、(我が家の)快適さの指標となる絶対湿度12gのラインに近づいてきています。

 

同じ湿度で温度が1℃ずつ上昇するとどうなるか、計算すると

 

・室温25℃、湿度57% ⇒ 絶対湿度 11.2g、比エンタルピー 53.8 kJ/kg

・室温26℃、湿度57% ⇒ 絶対湿度 11.9g、比エンタルピー 56.6 kJ/kg

・室温27℃、湿度57% ⇒ 絶対湿度 12.7g、比エンタルピー 59.6 kJ/kg

 

室温26℃までが許容ラインで、室温が27℃になると一気に快適ラインを超えてしまい不快ゾーンに入ってきます。

あと2℃の許容、そう考えるとこの時期は「快適」と「不快」が隣り合わせになっている時期でもあります。

 

ちなみにですが、比エンタルピーとは、水蒸気も含めて、空気が有するエネルギー量(空気1㎏中)を示す数値となります。

「湿度が高くなる=空気中の水蒸気量が多くなる=水分は乾燥空気より熱量が大きいためエネルギー量が多くなる=不快を感じやすい」

となります。このように考えると湿度の管理がいかに大切かが分かります。

しかし、同じ湿度でも、「水分は乾燥空気より熱量が大きい」ことが影響して、結局は温度が上昇することでエネルギー量も多くなってしまいます。

この空気はどれくらいのエネルギー量を持っているのか、それを簡単に見る数値が比エンタルピーとなります。

 

先日は快適さの比エンタルピーの基準は60kJ/kgあたりかな~と書いたのですが、上の室温27℃、湿度57%の場合だと

これまでの経験で明らかに「不快」なので、比エンタルピーの快適ラインは57kJ/kgあたりにあるかもしれません。

 

 

話を室温に戻して、

低燃費住宅は、気密性と断熱性能が高いので外気に影響されて室温がどんどん上昇していくことはないのですが、

簡単に2℃上昇させてしまうエネルギー源があります。

 

それは、これです。

冬場はありがたかったのですが、これからの季節は直射日光は室温をどんどん上昇させるので遮断しなければなりません。

 

 

室温上昇をどのように防ぐか

高気密、高断熱住宅では、夏場は直射日光を遮断しなければなりません。

そのために日射遮蔽を行います。

基本的には、東と西の窓はすべて遮蔽し、朝日と夕陽が入らないようにします。

こうすることで、室内の温度上昇はかなり防げます。

しかし、屋内に家族がいて生活していると内部からも熱が発生しますので、それは換気システムを使用して調節をします。

日射遮蔽を開始する時期になると、換気モードも空気の入れ替えのみの「換気モード」に切り替えて換気量を少し多めにします。

特に就寝前、この季節だと室温22~23℃あたりがいいので、手っ取り早く室温を下げたい場合は窓を開けます。

現在の低燃費住宅ではサッシに網戸がつけられるので、蚊を気にせずに窓を開けられるのはうらやましい限りです。

我々が建てた時期は網戸のないユーロ製サッシが採用されていますので、蚊が出てくると窓を開けることができません。ということで、そろそろエアコンの冷房運転を使用する時期になりました。

 

 

おわりに

ウェルネストホーム(低燃費住宅)では、3月の下旬くらいから暖房を使用することもなく低燃費な生活を送ってきましたが、そろそろ夏仕様の生活に切り替える時期となりました。

このところ「令和初の〇〇」という言葉がよく出てきておりますが、我が家のブログも令和の初投稿はこのような日常の話題でした。

 

皆さん今後ともよろしくお願いいたします。

 

 

 

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