今日は我が家の照明計画に関するお話しをしたいと思います。
実際にどの空間にどんな照明を使って~については、先々のweb内覧会でお披露目したいと思います。
今日お話ししたいのは、家づくりの照明計画を始める前のところ。
マイホーム計画初期の頃の私たちは、照明計画についても、どんな風に捉えていいかさっぱり分からない状態でした。
どんなデザインの照明がおしゃれなのか?(自分の好みすら分からない)
どの空間にどんな種類の照明にしたら良いのか?
どこから、何から手を付けたらいいのだろう…
元々インテリアに興味があったわけでもないので、照明器具なんてとてもじゃないけど自分で選ぶなんて無理だなぁと…
それになんとなく、照明って、難易度が高いというか、取り組むには敷居が高いような感じもしていました。
そんな時に、お気に入りの雑貨屋さん(北欧雑貨を中心に取り扱うお店です)主催の照明ワークショップに参加する機会に恵まれます。
そこのお店の店員さんがお家を新築されたということで、完成見学会も兼ねての開催でした。
夫君はどうしても仕事の都合で参加できず、嫁子のみ行ってきました。
以下、その時のメモ書きです。
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2015-4-26 connect 照明ワークショップ
・シーリングは天井に埋め込むフラットシーリングにすれば見た目もすっきり
・ダウンライトは壁に近いところに配置して柔らかい光に
・調光つきにする
・調理や食事をするところは太陽光に近い白熱球がベスト。LEDでも太陽光に近いものを選ぶ。
・ダイニングのペンダントライトは食事のためのもの。テーブルとの高さ(テーブルについた時の高さ)のバランスが重要。
・化粧をする洗面台は色がよく分かるよう白色の明かりを選んだほうが良い
(黄色い光はリラックス効果が高く、白い光は脳を活性化させる)
・トイレにペンダントライトも面白い。狭い空間なので天井真ん中に設置しなくても十分明るい
・テレビ等モニターの周りを照らしてやると、目への負担が軽減される(壁付けならテレビと照明の位置を固定。テレビボードを使うなら、ボードに上向きの間接照明を仕込む)
・夜は全体的に少し暗めでリラックス効果を高め、1日の疲れを癒す
・暗い中でも明るいところに人は集まる。家族で集まりたい場所を具体的にイメージしておく
・見せたいところに光をあてる。光は頭上からではなく、目線の先に。照明をあてているところが整頓されて綺麗だと、周りが散らかっていても気にならない
・照明もメリハリが大事
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家づくりや空間プランに関してド素人だった(今もですが 笑)嫁子にとって、このワークショップで伺った話は全てが目新しく、まさに目からウロコの話ばかりでした。
そして、この日もっとも印象に残った一言。
「素敵な空間づくりには、家具より何よりまず照明」
振り返れば、これまで生きてきて、生活の中に照明を意識したことなんてなかったのです。
家も、学校も、職場も、日々の中で長く過ごす空間はことごとく、どの部屋にも天井に大きなシーリングライトや味気ない蛍光灯が煌々と光っている。
それが心地よいとか落ち着くとか以前に、「そういうもんだ」と刷り込まれて暮らしてきたのだなと気づきました。
大げさかもしれませんが、私にとっては、人生観すらも変えられるほどの衝撃だったわけです…
これは単に照明器具を選ぶ云々以前の問題だなと思い、照明そのものについての本でも読んでみようとゲットしたのがこの本。
「光の家具」照明
坂川栄治 著
照明に疎い日本人には、照明もとい「あかり」の概念が覆されるであろう内容です。
この本を読んで、「あかり」の捉え方を学んだことで、自分たちはどんなあかりの使い方をした暮らしをしたいのかがイメージしやすくなりました。
そうすると自然に、
この空間ではどんな風に過ごしたいか→用途に合うのはこの照明器具だな→インテリアイメージに合ったデザインのものを探そう
という具合に、わりとすんなりとプランニングができるようになってきたのです。
もちろん、必要な明るさを満たしたり調節したりする等、細かな点はプロに相談に乗ってもらいながら、ではありますが。
照明どうしたらいいか分からない。と思っている方。
照明器具探しを始める前に、一つ掘り下げて、この本を是非手にとってみてください(﹡ˆ︶ˆ﹡)
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もう一つ。
こちらの本もオススメです。
-照明で暮らしが変わる-
あかりの魔法
村角千亜希 著
あかりの使い方で暮らしは変わる。人生変わる。
きっと。