こんにちは、嫁子です(・Θ・)
長らくブログがダウンしてしまっておりましたが、なんとか復旧いたしました。
ご心配おかけし申し訳ありませんでしたm(_ _)m
皆さま今後とも、ゆるーく長ーくお付き合いくださいますよう
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低燃費住宅でマイホームを建てた施主ブログ
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こんにちわ夫です(‘◇’)ゞ
今週、9月中旬だというのに35℃の屋外で仕事をしておりました(>_<)
大粒の汗がボタボタと落ち、8月の厚さに慣れた身体でもかなりキツかったです。
皆さんいかがお過ごしでしょうか?
本日、家の中はというとこのような状態になっております。
室温は27.7℃で湿度61%
絶対湿度 14.2g/kg
温まった空気が溜まっている2階なのですが、これは不快。
朝から家族が暑い暑いと言うわけです。
エアコンは昨夜から冷房にしたままでしたので、ここから除湿運転に切り替えです。
我が家では、一日の中でも冷房と除湿を切り替えながら運転しているのですが、切り替えの判断は絶対湿度12.0g/kgラインを
基準としています。
除湿運転にすると徐々に湿度が下がっていきますので管理もしやすいです。
さてさて、今年に入って夏場にしておかなければならないことで何か忘れているような・・・・
おおっ!そうだそうだ、アレを忘れておりました。
だんだん色がくすんできて、周りの植栽も伸び放題で埋もれかけておりますが、
まだまだ実験を継続しております。
この緑の柱を用いた屋外実験、今年で4年が経過しました。
当時の記事はこちらになります。
この緑の柱を作っているコシイプレザービングさん【公式】木造住宅仕様ハウスガードシステム (house-g.com)でも、実際の建築用の緑の柱を使った実験はしていないとのことでしたので、我が家で始めた実験です。
これまでの経過として、過去の写真をご覧ください。
埋設時の各サンプルです。非常にきれいです。
真ん中が無処理のサンプル、左が住宅用構造材となる緑の柱のサンプル、右が外構用の緑の柱のサンプル。住宅用と外構用の違いは、木材保存剤の浸潤量が2倍となっています。
この時は、無処理のサンプルも非常にきれいですし、左の緑の柱もほんのり緑色をしています。
1年後となると、真ん中の未処理のサンプルはだいぶ黒ずんできたな~という感じです。
左側の緑の柱も、緑色がやや抜けてきています。
設置から2年経過した柱のサンプルたちです。1年後から2年後にかけては、緑の柱(左)の緑色がさらに抜けたくらいですね。
そして、今年の3年経過したサンプルの状態が以下となります。
真ん中の未処理のサンプルはだいぶ黒ずんできたな~という感じです。
下部にはコケのようなものが生えてきています。
真ん中の未処理のサンプルはさらに黒ずみが進みました。
それでは、サンプルの下部の土中に埋めてある部分を見ていきましょう。
各サンプルを土中から引き抜きぬいて洗浄し、乾かした後の各サンプルです。
左側が無処理、中央が緑の柱、右が外構用緑の柱です。
一番左の無処理のサンプルはかなり朽ちてきましたね~。
拡大がこちらです。
4年も土の中に埋めておりますから、とうぜん腐朽菌が付いて腐れが進行していくのですが、3年目から4年目にかけての腐れの進行は一層加速した感じです。
こちらは無処理といえど天然乾燥材ですのでかなり強度があるのですが、それでも、仮にこんな状態で家を支えているとなると倒壊が心配になるレベルですよね(;^_^A
それに比べて中央の緑の柱は、表面部分に少し劣化が見られるものの3年目からほとんど変化がありません。
土中に埋めて野ざらし雨ざらしで4年。めちゃくちゃ過酷な環境下でもかなり耐久力があるのが分かります。
緑の柱はさすがです!!
そしていちばん右の外構用の緑の柱は、何も変わらない。腐朽菌も一切寄せ付けていない圧倒的な耐久性を示しています。
凄いですね~。
我が家の屋外実験では、さらに別のサンプルも土中に埋めておりまして、そちらも掘り起こしてみました。
左がホワイトウッド、右がベイマツで、どちらも建築にはよく用いられる建材です。
劣化が激しく、ホワイトウッドは左側が消失してきております。
緑の柱の4年目の結果を以下のスライドにまとめてみました。
木材保存剤を浸潤させている緑の柱は耐久性を示しているのに対し、無処理のサンプルはどれも朽ちてボロボロになっている。というのが4年経過時点の状況です。
今回、4年目のモニタリングで掘り起こしましたが、こららのサンプルはまたもとの位置に埋め戻しております( ̄ー ̄)ニヤリ
次回は来年の夏ですね!!
本日からシルバーウイークに突入というのに、西日本は台風の影響が出始めており、これから嵐が来そうです。
我が家もキャンプを取りやめて家で大人しくしております。
西日本の皆さま、台風通過時の暴風雨にはくれぐれもご注意ください。
山や川では、豪雨の影響が遅れて出てくることがあります。後半の連休も油断せずに慎重に行きましょう。
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こんにちわ夫です(‘◇’)ゞ
7月末になり、連日猛暑日が続いていますね(;^_^A
皆さんお元気でしょうか。
ここ香川県では、本日の14時で暑さは33℃でほどほどですが、湿度は63%。
この状態の空気の絶対湿度はというと、何と20.09g/kg !!!
空気中にはかなりの水分量が含まれています。そしてその水分の温度が33℃。
ぬるいお湯の中にいるような感じで、熱中症への警戒が必要とアナウンスされるわけです。
我が家は2階エアコンを24時間運転にしており、今の時点で2階は
27.9℃ 湿度55%です。
絶対湿度は12.9g/kgとなっており、快適さの指標となる12.0g/kgを若干超えています。
ということで、エアコンは冷房運転から除湿運転に切り替えました。
室温は下げずに空気中の水分量を減らしていくイメージでコントロールします。
さて、本日は家の中の空気の対流について書きたいと思います。
まずはじめに、我が家の間取りについて書きたいと思います。
我が家は、1階も2階も階段を中心とした回遊型の間取りとしています。
(回遊型間取りのイメージ図)
出典:収納が「増える回遊」「減る回遊」の分岐点 | リビング・寝室・居室 | 住み人オンライン (lixil.co.jp)
若干配置は異なるものの、上の図のような感じです。
このような間取りとすることでどんなメリットがあるかというと、
まずはお約束ですが、このような間取りは子供たちの格好の追いかけっこ場となります。
時計回りにバタバタしていたかと思えば、いつの間にか反時計回りになっていたりで、
いや~もう賑やか賑やか (^▽^;)ハハハ・・・
ま、子供たちがかなり楽しそうなので良しとしましょう。
おかげで家の中の熱量が上がってしまうので温熱環境的には良くありませんが、
あと数年もすれば落ち着いてくれるでしょう。
はい、ここからがまじめにメリット編です。
回遊型の間取りは空気が良くまわります。
家の中の空気が良くまわると、エアコンの温風や冷風が隅々まで届きやすくなります。
そのおかげで洗濯物もよく乾きます。
夏は2階のエアコン1台で冷房運転をしているのですが、エアコンから出た冷気がまずは2階全体を巡り、
階段を下りてきて1階全体を巡り出します。
夜、1階で寝ているとひんやり冷気が回ってきて気持ちいいです。
あと、実は階段に座ると冷気がどんどん上から降りてきてめちゃくちゃ気持ちいいです(*^^*)
夜は下の子が階段に座って涼みながら牛乳を飲んでから寝るのが就寝前のルーティーンになっています。
そしてさらに、実は湿気の巡りも良くなるんです!
特に冬ですが、入浴後は浴室のドアを開けて湿気を室内側に逃がします。
この回遊型の間取りのおかげで、浴室から出た湿気は停滞することなく家の中に拡散していきます。
脱衣所の温湿度計では、ドアを開放直後は湿度70%あたりを示すことがありますが、これが速やかに50~60%あたりに戻ります。
あと、先ほども書いたように湿気が停滞しないので浴室も早く乾きます。
オーナーさんの中には浴室にたまにカビが出てしまう。という方もおられるようですが、間取りによっては湿気が停滞しやすいのかもしれません。
そして、空気の巡りや湿気の巡りとともに、生活動線もよくなります。
例えばキッチンから脱衣所、リビングからトイレ、洗濯もの関連の動線など、
目的の場所へのルートの自由度が増えることで、生活動線がよくなります。
これも家事をこなしていくにはかなり助かります(*^^*)
そして、回遊型のゾーンとなっている場所では、普段はドアを開けておく使い方が多くなります。
リビングやキッチンから反対側の部屋まで繋がる形になりますので、空間が広くなります。
開放感も出ますし、家の中が広く感じるようになります。
上記のように、回遊型間取りは空気の巡り、湿気の巡り、生活動線がよくなる、家の中が広々使える、
というメリットがあります。
さて、回遊型間取りのデメリットというと
・収納場所を確保できる場所が限定される
・ドアを開け放すとプライバシーがなくなる。
などがありますね。
回遊ゾーンには収納場所がとりにくくなるので、どうしても端のスペースにまとめて取るという形になると思います。
また、ドアが開いていて開放感があるということは、プライバシーがトレードオフとなります。
回遊型間取りにはメリットもたくさんありますが、デメリットもあります。
これから設計される方は、予め収納場所やプライバシー確保などもしっかりと考えて間取りを組んでいく必要がありますね!
さてさて、ここからが今回の本題となるのですが、回遊型間取りで快適に過ごしてきた我が家ですが、このたび、2階の子供部屋を2つに分割することとなりました。
工事の様子がこちらです。
今までは一緒にいることが多かった子供たちですが、小学校高学年ともなると「自分の部屋が欲しい」と度々懇願されるようになり、「そうだよね~」ということで、この運びとなりました。
我が家の子供部屋は3.6畳+3.6畳です。今までは7.2畳の1部屋として使ってきたのですが、いよいよ3.6畳の2部屋に分割です。
中央に壁を設置して分割するのですが、空気が流れるように上部を開けておく案も提示されましたが、子供たちのプライバシー確保のため、隙間のない壁としました。
いざ工事が終わってみると、子供たちも「狭い」とポツリ(-_-;)。
7.2畳→3.6畳と半分になるわけですので、仕方ありません。
まあ、1か月ほど過ぎた頃にはもう慣れたのか、それぞれの部屋に入って各々遊んでいることが多くなりました。
そして、我が家の失敗です。
我が家では、夏場はほぼ2階エアコン1台のみで温熱環境の管理をしています。
その重要なエアコン1台を何と、子供部屋に設置してしまっていたのです。
子供部屋ですから、当然ドアを閉めることが多くなってきます。
そうなると、冷気は子供部屋の1つだけに留まってしまい、家の中は暑い、子供部屋は寒すぎ。
といったことになるのです。 ガーン(>_<)。。。
このあたり、はっきり言って設計段階では「全く考えられていなかった」です。
子供部屋を分割する段階になって初めて気が付きました。
猛反省(-_-;)。
ウェルネストホームの家の外壁はしっかりと気密処理がされてあり、中にはセルロースファイバーが詰まっています。
新たに外壁に穴をあけるためには、その部分のセルロースファイバーを一度取り除き、気密を取り直し、
再度セルロースファイバーを充てんする作業が必要になり、大掛かりな工事となります。
いや~困った(-_-;) (←何度も登場します。)
今のところは、子供部屋はドアを開けてもらっていますが、あと数年内には他の場所にエアコンを移動させるか、新たに設置するか、対策を講じないといけません。
マジで困った(-_-;)
現時点では、下の写真のように子供部屋のドアを開けてエアコンを稼働させています。
エアコンが設置してあるのは右の部屋です。
これで何とか冷気は家の中を巡ってくるのですが、
意外にも、「冷気の巡りが格段に悪くなった」のです。
たかが壁一枚を設置しただけなのですが、
右の部屋は冷気で寒い、左の部屋は冷気がこなくて少し暑い。
そして、今までは上の写真の2つのドアから冷気が出てきていたのが、その開口面積が半分になり
家全体への冷気の巡りが阻害されるようになりました。
壁一枚でここまで冷気の巡りに影響が出るとは思いませんでした。
ほぼ満足して生活できているこの家ですが、2階のエアコン設置位置については「完全に失敗」でした。
これから家の間取りを設計される方、仕切って使用する子供部屋にはなるべくエアコンを設置しない方がいいと思います。
2階であればフリースペースや廊下など、共有部分での設置をお勧めします。
1階部分はたいていキッチンやリビングなど共有スペースに設置することが多いと思いますが、2階部分についてはしっかりとケースを踏まえて検討してくださいね。
参考になれば幸いです。
これからも暑い日は続きます。湿度の高い日は熱中症の注意が必要ですので、くれぐれも気を付けてくださいね。
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