こんにちわ夫です(‘◇’)ゞ
今年の冬は冷え込む日があるものの暖冬ですね。
ほんと助かります。
我が家では、ここ数日はエアコンによる暖房時間は1日あたり1時間程度でして、晴れている日であれば全くエアコンをつけない日があるくらいです。
パッシブデザイン採用のため、晴れた日は効率よく日射を取り込み、その熱を躯体が蓄熱しますので夜も無暖房で20度近くを維持しています。
家の気密・断熱がしっかりしていることもあり、暖冬の年は暖房費がかからず助かります。
さて、本日は久々に家の温熱環境の話をしようと思います。
2018年12月23日 AM7:00 我が家の温湿度
室温 約20℃、湿度 約60%です。
昨夜は雨でしたので湿度がやや高めになっていますが、
加湿器なしでもだいたい50%を維持しています。
ここ最近の、外の温湿度はというと、朝は6℃で湿度35%程度の日が多かったです。
乾燥するこの時期に20℃で湿度50%の環境で過ごせることはほんとに素晴らしいことです。
では、どう素晴らしいのか見ていきましょう。
〇絶対湿度という指標
気象情報や部屋の温湿度を見るときに、普通に湿度というと「相対湿度」のことを言います。
相対湿度とは、その温度の空気が含むことのできる水蒸気量(飽和水蒸気量)に対しての相対量を示します。例えば、10℃の空気の飽和水蒸気量は約9.4gです。50%の湿度の場合、その量に対して半分の4.7gの水蒸気が含まれているということになります。
ところが、この飽和水蒸気量のややこしいところが、温度によりその飽和量が変わってくるところです。
(画像お借りしています)
同じ量の水蒸気を含んでいても気温の変化とともに、相対湿度の値もどんどん変わります。
と、そこで空気が含む水蒸気の絶対量を見るのが「絶対湿度」です。
これは、空気1㎏が含む水蒸気量の絶対量を示します。
以下のようなグラフで見ます。
(画像お借りしています)
それでは、上に書いた条件で絶対湿度を見てみましょう。
温度20℃、湿度60%の場合の絶対湿度は 約8.7g
温度6℃、湿度35%の場合の絶対湿度は 約2.0g
仮に、温度6℃、湿度35%の空気が家に入ってきて、暖房で
室温20℃まで上昇させた場合、湿度(相対湿度)はどのくらいになるか??
何と! 湿度13.8% となります。
これが、冬の住宅内が乾燥する理由です。
◆(参考)夏の場合の温湿度
比較のために夏の絶対湿度を見てみましょう。
温度30℃、湿度80%の場合の絶対湿度は 約21.5g です。
夏は高温多湿なだけあって、多くの水蒸気量を含んでいることが分かりますが、それに対して冬の水蒸気量は10分の1程度しかありません。
〇乾燥が引き起こす暮らし・健康への影響
空気が乾燥する冬は以下のような状態になります。
・肌が乾燥する(我が子は乾燥肌になっていました)
・喉の疾患にかかりやすくなる
・風邪やインフルエンザのウイルスが活性化して疾患にかかりやすくなる
・埃が舞いやすく、ハウスダストのアレルギーが出やすくなる
一般的には、冬は加湿器を使用します。
すると、
・断熱の弱い部分(窓やサッシ)で結露する
・結露したところからカビが生える
・カビが生えるとダニが増える
・ダニの死骸が空気中に舞い、アレルゲンが増えて体が反応する
乾燥状態の住環境では、以上のような悪影響が出てしまいます。
このようことを考えると、加湿器を使用せず20℃で湿度50%の環境で暮らせること、そして結露のない家は素晴らしいと思ってしまうわけです。
この家には本当にありがたさを感じます。
さて、本日はまたまた「GOGOキャンプ3人組」のお供でキャンプにでかけてきます。
私はこの家でぬくぬくと家で過ごしたい( ;∀;)
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