2Fエアコン位置の変更

こんにちわ夫です(‘◇’)ゞ

今年の梅雨は四国でも雨がたくさん降りました。

そして、今週は連日の猛暑日、そろそろ梅雨明けの感じですね。

それにしても蒸し暑い・・・。

外気は不快指数がものすごく高いですが、皆さんいかがお過ごしでしょうか?

我が家は、これからの夏を楽しむために、少しずつ暑さに体を慣らしていっております。

 

さて、本日の話ですが、2Fエアコンの位置を変更しました。という内容です。

◆2Fエアコンの設置場所の変更が必要になった理由◆

どうして2Fエアコンの設置場所の変更が必要になったのか、簡単にまとめますと、

・我が家では、子供部屋に夏用のエアコンを設置していた。

・子供部屋を当初からの計画通り2つに分割し、子供たちが部屋を使うようになった。

・子供部屋のドアを閉める時間帯が長くなってきて、家全体の夏場の空調管理ができなくなってきた。

という経緯です。詳細は過去記事をご覧ください。

 

実際にどんな感じになっているのか、下の写真をご覧ください。

 

右の部屋の奥にあるエアコンで夏場の空調管理をしていたわけです。

中央に壁がありますが、部屋を2つに仕切ったのは昨年の2022年です。

エアコンは25℃設定で運転していたのですが、エアコンがある子供部屋はめちゃくちゃ寒く、エアコンがない隣の子供部屋は冷気が届きにくくて暑い。夏場はどちらも使いにくい部屋になってしまいました。

それだけではなく、エアコンがある子供部屋のドアを開けていても、冷気の巡りがかなり悪くなり、家全体で快適な温熱環境を維持しにくくなりました。

これでは夏場がしのぎにくい、しかしエアコン移設はかなり金額が嵩む・・・。

この状態をどうするか、1年ほど悩んでいたのですが、悩んだところで何も解決しません。

この状態を解決するためには、やはりエアコンの設置場所を変更するしかないと奮い立ち、工事を決行することとしました。

◆エアコンの新設工事◆

今年の梅雨入り前の5月下旬、ウェルネストホームにお願いし、エアコンの新設工事を実施しました。

ここで「新設」としたのは、今ある子供部屋のエアコンはそのままにしておき、別の場所に新たに設置することにしたからです。

エアコンの脱着もかなり金額がかかりますから・・・。

(我が家の問題点)

ここで、我が家では今回の設置に関して、もともと予定していなかったところにエアコンを設置しなければならない、という問題点がありました。

通常、将来エアコンを設置しそうな場所には壁にドレーン用の穴を確保していると思いますが、我が家の場合、予備の穴を確保してはいたものの、いろんな支障がありそれが使えませんでした。

ウェルネストホームでは、当初予定の場所以外にエアコンの増設を行うのはかなり大掛かりな工事になります。

セルロースファイバーが詰まった外壁をぶち抜いて、配管を行い、再び気密を取り直して、そして、電源確保の問題も考慮しながらの工事となります。

工事時間も数時間を要し、費用もかなりかかってしまいました・・・(´;ω;`)ウゥゥ

◆エアコンの新設後の温熱環境管理◆

エアコンの新設後の状況がこちらです。

2Fフリースペースへの設置となりました。

早速、運転開始したのですが、もう、めちゃくちゃ快適です。

これまでの状況と比べて冷気の巡りが全然違いました。

やはり、エアコンはなるべく空間中央で広いスペースに設置するのがいいと再確認できました。

◆エアコンの運転設定◆

エアコンの運転設定についてですが、梅雨時期は基本「除湿」もしくは「弱除湿」、温度24.5~26℃あたりで運転していました。

晴れが続くと「冷房」運転でちょうどいいのですが、雨天では「除湿」運転がいいですね。

昼間~夜は「除湿・24.5℃」、就寝中は「弱除湿・26℃」で切り替えています。

家族が活動している時間帯と、就寝している時間帯では発生する熱量、湿気の量が全然違い、活動時間帯の設定のままだと就寝中に寒くなってきますので切り替える必要があります。

ちなみに、今回も一番小さな6畳用のエアコンですが、エアコンの畳数によっては、また設定も変わると思います。

 

本日午前9時時点の外気は、気温30℃ 湿度70%、この状態の絶対湿度はというと、何と18.7g/kgです。これはもう不快です。そして、熱中症警戒アラートも出ています(;^_^A

これに対して家の中はと、2F部分で室温26.3℃、湿度56% 絶対湿度11.9g/kgです。快適さの指標となる12.0g/kgを下回っており、不快を感じることなく過ごせています。

◆今回設置したエアコンは!◆

さて、今回チョイスしたエアコンですが、

パナソニック製 エオリア Jシリーズ6畳用です。

下位ランクに位置づけられるナノイーX搭載のスタンダードモデルです。

我が家では、過去に奮発して最上位モデルを導入したことがありましたが、心地よく運転できたのはたった1年のみで2年で故障・交換となってしまいました。

それからは安い6畳用で十分。という感じです。

このモデルでも十分に冷え、除湿もちゃんとしてくれます。掃除がしやすいのもいいです。なかなかいいです。

◆子供部屋エアコンのその後◆

子供部屋に残されたエアコンについてですが、新しいエアコンを運転しだしてからは全く出番がありません・・・。

2F中央部に設置したエアコンがほんと良く効いてくれています。

一応、内部の掃除はしておきましたが、当分出番はなさそうです。

メインのエアコンが不調になった時のため、しばらくはこのまま置いておきたいと思います。

◆おわりに◆

今回、思い切って夏場にメインで使用するエアコンの位置を変更(新設)したわけですが、去年に比べて断然快適に過ごすことができているので工事をして良かったです。

検討・工事に携わっていただいたウェルネストホームさん、施工店さんには感謝しております。

それにしても、エアコンの設置位置は間取りの計画段階からよ~く検討しておく必要がありますので、これから設計に入る方はしっかりと設計士さんと相談しましょう。

この連休はかなり気温・湿度が上昇しますので、皆さん熱中症には十分に気を付けましょう!!

 

 

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2年目 夏の低燃費住宅(ウェルネストホーム)

こんにちわ夫です。

連日の猛暑のなか、屋外での作業が多くてヘロヘロですが、まだ7月… 厳しい暑さはまだまだ続きそうです。

外に出て少し動くだけで大粒の汗が出てきます(汗)

出張から戻るたびに、改めて自宅の快適さに感動しています。

何がこれほどまでに「快適」なのか!?

それは、湿度が50%台に適正に管理された環境だからです!!

 

ということで、我が家は低燃費住宅に住み始めて2年目の夏を迎えております。

本日は1年夏との違いなどを報告したいと思います。

2年目夏の低燃費住宅。1年目との違いは??

低燃費住宅1年目の夏

他の低燃費住宅にお住いのブロガーさんも書かれていますが、低燃費住宅の1年目は湿度がやや高めです。

その理由としては、

①水蒸気をたくさん含んだ外気が24時間換気で常に一定量入ってくる
②炊事やお風呂、洗濯物の部屋干しなどでも室内に湿気が供給される
③床材や建材からの水分の蒸発が1~2年程度続く
④基礎コンクリからの水分の蒸発がある

 

現在の低燃費住宅の仕様では基礎部分は完全に外なので、④は考えなくてもいいかなと思います。

①②は1年目も2年目以降も同じ条件ですので、1年目の低燃費住宅の湿度が高めになる原因は③が大きいと思います。

ここで誤解を生じないように補足しますと、湿度が高めとはいっても、 適正な湿度(50%台)に比べれば! ということです。1年目でもだいたい60%台では落ち着いています。

え?普通?? 実は私たちも以前の住まい(賃貸マンション)では、夏に湿度65%くらいになるのは当たり前でしたし、ぜんぜん普通と思っていました。

しかし、低燃費住宅のモデルルームで宿泊体験をしてからは、夏に湿度50%台で過ごす快適さが基準になってしまい、湿度60%台は不快だと感じるようになりました。

ということで、低燃費住宅で湿度50%台で過ごせるよう、昨年の夏はいろいろと試行錯誤しましたが、エアコンを普通に冷房運転しても湿度が60%を切ることは難しく、除湿運転で温度調節しながら何とか湿度50%台を維持して過ごしておりました。

先日も低燃費住宅の完成見学会に参加したのですが、午後の屋内の温湿度は25.0度で湿度67%。

エアコン稼働で室温は下がっているのですが、やはり湿度が高めです。室温が25度と少し低めな事も相対湿度が上昇する要因となりますが、どうしても新築時はこのように湿度が高くなってしまいます。

 

快適さの指標 ~絶対湿度~

快適さの指標として、我が家では絶対湿度(空気1㎏中に含まれる水蒸気量)を確認しながらエアコンの調節をしているのですが、上記の25.0度で湿度67%状態ですと絶対湿度は13.3gであり、もう少し除湿したいところです。
ちなみにですが、私たち夫婦が感じる夏の快適ラインは絶対湿度12g以下です。(私たちが勝手に言っている基準??です)
上記から絶対湿度12g以下の快適ゾーンに持っていくためには、エアコンの冷房・除湿運転で水蒸気を取り除いていきます。
しかし、エアコンによる除湿機構は、エアコン内部のキンキンに冷えた熱交換器で空気を冷やしつつ、そこに結露した水分をドレーンで外部に排出していきますので、除湿されるのはいいけれども室温もどんどん下がってしまって肌寒く感じる事が多くなります。
この現象を緩和するには、除湿して冷えた空気を温める「再熱除湿」付きのエアコンがいいのではと考えています。
誰か、低燃費住宅に住まれている方で、1年目の湿度管理&温度管理がうまくいったという方、教えてください~!!

 

低燃費住宅 2年目の夏

さてさて、話を戻し2年目の夏を迎えた我が家。
7月からは2階の6畳用エアコンを稼働させて24時間運転をしております。冷房の27度の設定です。
我が家は35坪(70畳)2階建て、吹き抜けありの構造ですが、この空間をたった6畳用エアコン1台、しかも27度設定で建物の隅々まで十分冷房が効くのに驚きましたが、湿度を見てまた驚き!!
晴れの日でしたら、除湿運転をしなくとも、だいたい湿度55%あたりを維持できています。

上の写真は先日の我が家の温湿度計です。

朝の時点で既に30度越え!暑いです(・・;)

外気の湿度57%と室内53%、どちらも50%台であまり変わらないんじゃない??と思っている方、これが凄く違うんです。

では、絶対湿度で見てみます。

〇外気の状態:温度33.7度、湿度57% 絶対湿度18.8g

〇室内の状態:温度26.8度、湿度53% 絶対湿度11.6g

室内の空気は、外気に比べて何と約38%もの水蒸気が除去されているのです。

先日も来客がありましたが、うだるような暑さの中、室内にいると肌はサラサラですごく快適だとおっしゃっておられました(^ν^)

特にエアコン運転で試行錯誤しなくとも1年目夏より10%くらい湿度が下がり、絶対湿度12g以下の快適ゾーンにで生活できるようになりました。

 

ということで、2年目夏の低燃費住宅(ウェルネストホーム)では、

モデルルームと同じ快適さが我が家でも実現するようになりました。


低燃費住宅で1年目夏を迎えておられるお施主様、来年の夏には湿度はさらに低くなり、快適さが増しますので、楽しみにお過ごしくださいね♪

 

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