ウェルネストホーム(低燃費住宅):換気システムの騒音量はどれくらいか

こんにちわ夫です。

2019年も半分が過ぎ、もう7月になってしまいましたね。

このところは遅い梅雨入りでジメジメとした日が続きますね。

外はだいだい湿度80~100%が続き、不快になってきました。

家の中はというと、2階にある6畳用エアコン1台26.5℃設定の冷房運転で室温26℃前後、湿度50~60%を維持できています。

睡眠中に寝汗をかくこともなく、気持ちよく朝まで寝ることができています。

しかも、外の室外機はあまり回っていませんので省エネ運転。快適&低燃費なこの住宅にはいつも満足しております。

 

 

さて、本日はというと、ブログやOB訪問でよく質問をいただく「換気システムの音ってうるさくないですか?」の質問にお答えしたいと思います。

 

〇そもそも、何で「換気システムの音」が問題になるのか

私もウェルネストホーム(低燃費住宅)の家を検討中の時、当時少ない情報ながら「換気システムの音がうるさい」という口コミを見たことがあります。

未だにその口コミが残っているのか、それとも他の方が話されているのか分からないのですが、4年以上経過した今でもそういった情報が出回っているということは確かなようです。

そもそも、何でウェルネストホーム(低燃費住宅)の家に関して換気システムの音が問題になるのか...

私は、その返答として

☛ウェルネストホーム(低燃費住宅)の家は壁が厚く気密性が高い、そして防音性能が高い

その分、内部の音は外に漏れにくいと同時に、屋内では反響しやすい。

また、ベースとなる家の中の騒音レベルがかなり低い(何と30dB程度!!)ので、家電、機器類の音がよく聞こえるのではないか。

と説明しております。

実際に住んでいると、家具や衣類、他にも色んなものが家の中にあるので音が分散、吸収されて全然気にならないのですが、

モデルハウスのように物が少ない場合だと、機器類の音が気になる場合もあります。

 

換気システムに関しては、風量最大にすると就寝時は音が気になりますが、

通常は風量設定をレベル1(レベル0~5)にしていますし、換気システムの音はほとんど感じられません。

 

まあ、こういうことは数値で示すのが一番!

ということで、我が家の騒音計の出番です。

 

〇換気システムの騒音レベルを計測

 

測定は、換気システム(ヴェントサン)から約1mのところに騒音計を設置して計測しました。

 

◆風量レベル0での測定結果

騒音レベルは31.0㏈。いつもながらに静かな室内です。

この状態では換気システムは動いていませんので、これが部屋の中のベースの騒音レベルとなります。

 

◆風量レベル1での測定結果

風量レベル1では、わずかに0.2dBの上昇です。これが普通に換気システムを運転している状態での

騒音です。31.2dBというと、生活している環境の中ではかなり静かで、最低レベルの騒音です。

普通に会話をすると50dBくらい出ますので、その静かさがお分かりいただけるでしょう。

 

◆風量レベル3での測定結果

春や秋など、家の中の空気を早く入れ替えたいときに使用する風量レベル3です。

それでも31.9dB。やはり静かです。

 

 

◆風量レベル5(MAX)での測定結果

まず使用することのない風量レベル5です。

取説では、「この状態で運転していると壊れるからあまり使うな」と書かれています。

騒音レベルは38.0dBです。

確かにこの状態だと換気扇が回っている音が聞こえてきて、就寝時は気になるでしょう。

しかし、この設定を使用することはありません。

 

ではでは、分かりやすい比較のために、キッチンのレンジフードの騒音レベルを測ってみましょう!

 

〇キッチンのレンジフード(換気扇)の騒音レベル測定

◆換気量(弱)の運転時

換気量(弱)は軽く調理する時や煙が少ないとき使用する設定です。

騒音レベルは35.2dBです。まずまず出ていますね。

 

換気量(中)の運転時

換気量(中)は炒め物やお湯を沸かすときに使用する設定ですが、47.9dBです。

調理時に一番使用する換気量だと思いますが、このくらいの騒音が出ています。

 

◆換気量(強)の運転時

これは調理中に煙がたくさん出る時や、汚れた空気を早く排出したい時に使用する設定ですが、騒音レベルは57.1dBです。

テレビをつけている時の騒音レベルとほぼ同じです。

かなりうるさく感じますが、換気扇でこれだけの音が出ていると就寝時はたまったものではありません。

 

〇おわりに

換気システム(ヴェントサン)の稼働音は、最大風量にするとキッチンのレンジフードの(弱)運転より少し騒音量は上回りますが、通常使用する設定では、はるかに小さい騒音量です。

私たちは就寝時に換気システム(ヴェントサン)の稼働音が気になったことは一度もありません。

このところは洗濯物の室内干しをするときにサーキュレーターを回しているのですが、そちらの稼働音のほうが気になるくらいです。

 

ということで、まったく問題なし!と考えていいでしょう。

 

これから気温も上昇し、湿度も上がってきますので、皆さん熱中症に十分気を付けましょう!

お茶を飲むだけではだめですよ!スポーツドリンクや熱中症タブレットなどで塩分やミネラルを摂取することも忘れずに。

 

 

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ウェルネストホーム(低燃費住宅)の防音性能

こんにちわ夫です。

このところはどんどん暖かくなり、花粉が飛びまくっていますね。

私も花粉のアレルギーがあり、家にいる時はそうでもないのですが、仕事で山に行って花粉シャワーを浴びた日の夜は目、鼻、喉、くしゃみ...凄いことになります(´;ω;`)

換気システムのフィルターも花粉対応タイプに交換しようかな・・・

まあ、値段が少し高めだし、そのうち花粉も飛ばなくなるのでこのままでいきますが。

 

さて、気を取り直して

本日はウェルネストホーム(低燃費住宅)の防音性能について書きたいと思います。

 

〇ウェルネストホーム(低燃費住宅)の防音性能

ウェルネストホームの家は気密・断熱性能が高いのが特徴ですが、それだけではありません。

壁の中にしっかり詰まったセルロースファイバー、外断熱システムの分厚いロックウールは共に防音性能に優れています。そして、使用しているトリプルガラスの樹脂サッシも他の国産サッシより防音性能が高く、窓からの騒音の侵入をかなり防いでくれます。

とにかく室内がすごく静かです(*^_^*)

 

ウェルネストホームのOB友達が大阪伊丹空港近くで家を建てていますが、離発着ルートのほぼ真下なのでキーン、ゴゴゴ~など、大きな航空機騒音を頻繁に受けてしまう環境です。

ここで生活するのは落ち着かないんじゃないかな~・・・ついついそんな不安を持ってしまいます。

ところが、家にお邪魔してビックリしたのが、普通に会話している程度で近づいてくる飛行機の音に気付かないのです!

リビングの窓の外に、着陸寸前の飛行機がいきなり現れて、静かにスーッと空港に降りていくんです!!

こんな近距離に飛行機が通るなら、家の中からいい写真が撮れそう♫

飛行機好きな方にはたまらない!!と余裕でいられるくらい、躯体の防音性能が高いのです。

 

外からの騒音の遮断は家の中でゆっくり過ごすには非常に大事な要素です。

では、どれくらい外からの音が減衰しているのか、数値的に確認しておきたくなるのが私の性分でして・・・。

 

〇簡易騒音計で測定開始!!(屋外)

買ってしまいました簡易騒音計。

 

早速、どれくらいの数値が出るのか、その数値がおおよそ正しいものなのか、屋外で騒音を測ってみます。

我が家はの周りには住宅がまずまず建っており、約140m離れてJR線と2車線道路があります。

通勤時間帯は電車も増え、通行車両も増えるような環境です。

まずは普通に計測します。

この時の測定値はだいたい45~55dB(デシベル)程度です。

これは昼間の閑静な住宅街に該当するレベルです。

 

数値は0.5秒間隔くらいでどんどん振れていくので、だいたいの上限と下限を撮りました。

この機種にはHOLDボタンがあり、瞬時の測定値をホールドできる機能がありますが、今回は使用せずにだいたい数値が安定したところで写真を撮っています。

 

そして、電車(ディーゼル車)が通った時

62.9dB程度まで上がりました。

少し距離がありますし、周囲に住宅も建っていますのでそんなにうるさいわけではありません。

 

そして深夜。

32.8dBです。12時近かったこともあり、本当に静かな状態です。

 

ここで、騒音の目安について以下の資料を紹介しておきますね。
                                      出典:岐阜市HPより

 

私も仕事で騒音調査をしたりするのですが、この安価な機種でもそこそこ信頼できる数値が出ており、私の調査感覚とも合っています。もちろん上の表とも合っていますね。

 

(参考までに)

正式な騒音調査では、一定時間の音圧レベルを記録し、そのエネルギー量から「等価騒音レベル(平均値のようなもの)」を算出します。もちろん測定に使用する計器は、検定付きのもので20万以上!!!

業務用計器ですので非常に高価ですが、いろんな測定パターンや機能設定があり測定値は正確です。

今回購入したものは、趣味程度のものですので体温計の値段くらいで買えます。

シンプルに瞬時の騒音レベルが約0.5秒ごとに表示されていくのみです。取説にはなかったのですが、出てくる数値からして、たぶんA特性(人の聴覚特性に合わせた測定方法)だと思います。

今回使用してみて意外と使えるレベルであるということが分かりました(*^_^*)

 

〇屋内で測定開始!!

では、家の中で測定をしてみます。

 

テレビの前50㎝ この時はお昼の番組をやっていました。

63.2dB まあ、こんなものですね。

そしてルンバ君の前

69.4dB   いつもよく仕事してくれますし、全然うるさいと思ってなかったのですが意外と音が出ています。

たぶん、もっとうるさい普通の掃除機の音に慣れているからでしょうね。

 

それではお待たせしました!

テレビも消し、ルンバも止め、屋内の騒音量を測ってみます。(皆さんここが知りたいですよね!!)

 

数値はどんどん下がり、何と、31dB台まで下がりました!!!

私が少し動くだけでもすぐ40dB台後半まで跳ね上がりますので、じぃ~~~っとしていました。

今回はあえて音が入ってきやすい窓際で計測しています。

 

人の活動が多くなる晴れた昼過ぎだというのに、屋内は深夜の騒音レベルより低いとは、本当に驚きですΣ(・□・;)

素晴らしい防音性能です

 

〇静かな我が家で暮らせるということ

実は、過去に土地選びの時、気に入った物件があったのですが、そこは100m離れて交通量の多い4車線道路がありました。

夜になってもまずまず交通量があり、そこで騒音を測るとだいたい60~70dB程度出ていました。(そのころから騒音計を持ち出すほどの変態度合いは発揮されていましたが…)

これは家の中にもある程度は騒音が壁を通過してきますし、リラックスしたい家で常に音圧を受け続け、自分で気が付かないうちに体が緊張し疲れていくのはいやだなと、「この土地は条件がいいけど諦めよう」と家族会議で話し合いました。

 

今、日々の仕事で疲れて帰ってきても、しっかりと安眠ができ、休日の朝は明るく静かな環境で朝をくつろげています。

疲れも早く回復しますし、本当にありがたいことだと感じています。

それは、深夜の屋外より静かな住環境があったからなのだな~と、数値で測って納得しました。

 

強めの雨が降っても、冬に強い風が吹いても、台風が近づいていても、キシむこともなく静かな室内。

ウェルネストホーム(低燃費住宅)の家は過ごしやすいです。

 

そのうち、道路のすぐ横に建っているモデルハウスで測ってみたいと思っていますので、スタッフの皆さんよろしくお願いします(#^.^#)

本日はウェルネストホーム(低燃費住宅)の防音性能を数値でご紹介しました。

 

 

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