初冬の我が家の温湿度

こんにちわ夫の方です(^^♪

このところはやっと冬らしく冷え込んできましたね。

先日は朝の通勤時、車のフロントガラスに霜がおりており、出発までに5分ほどロスしてしまいました。

我が家は予算の都合でガレージやカーポートを諦めましたので、

冬の出勤前はたいていフロントガラスの霜溶かし...。

そのうち屋根をつけたいところです(;^ω^)

 

さて、本日はこの時期恒例の、我が家の温湿度について報告いたします。

 

夜の外気温は7~8℃

11月の下旬、日本列島は冬型の気圧配置となり、北日本では雪の予報でした。

香川県はというと、夜に10℃を切っており冷えてきたな~という外気温でした。

 

 

家の中はというと、20℃で相対湿度は57%

 

この時期、まだエアコンは使っておらず無暖房状態。

冷えてくる時期に室内が20℃を維持してくれるのはありがたいことです。

それから、湿度57%も本当に助かります。

外気温も同じように湿度は60%なのですが、8℃で相対湿度60%だと、空気中の水分量は3.9g(空気1kg中)となります。

参考までに、夏の時期に外気温が30℃で相対湿度70%だとすると、空気中の水分量は18.7g(空気1kg中)となりますので、わずか1/5しかありません。冬の外の空気は相対湿度60%といえど乾燥しています。

一方、家の中はというと、空気中の水分量は8.2g(空気1kg中)と外気の倍以上の水分を含んでおり、乾燥している感じはありません。

加湿器は処分してこの家に引っ越してきたのですが、冬場は料理やお風呂、洗濯物などからの水分供給で常に湿度は50~60%をキープしてくれています。

潤った空気で風邪も引きにくいですし、健康的に生活ができております。

 

さて、余談が長くなりました。

翌朝の外気温と家の温湿度はというと以下のようになりました。

 

朝の外気温は2℃

朝の外気温は朝6時の段階で2℃まで低下しました。

気温が低下したので、相対湿度は91%を示していますが、空気中の水分量は3.9g(空気1kg中)です。昨夜の状態と変わっておりません。

そしてこのような外気温の中、私たちがどのような屋内環境で朝を迎えたかというと

ほんの少し20℃を下回っていますが、19.6℃で湿度は59%。空気中の水分量は8.3g(空気1kg中)です。

夜からも暖房は使用しませんでしたが、朝に外が冷え込んでもこれだけ暖かい環境で目覚めることができました。

以前は冬の朝は布団からでるのが嫌になっていましたが、現在はスッと布団から出ることができます。

また、就寝中に室温低下による体の不調も生じなくなり、明らかに体への負担が減っていることを感じます。

 

おわりに

ウェルネストホームの低燃費住宅では、冬の時期でも室温は20℃あたりをキープしており、湿度も適正で過ごしやすいです。

暖房費は安く済みますし、風邪はひきにくいです。

特に各建材の調湿性能の総合力の大きさが素晴らしいですね。

皆さん家に求めるものは様々だと思いますが、健康に気をつかわれている方にはお勧めです。

 

 

さて、この週末は完成見学会が開催されています。

http://tnp-chushikoku.com/event01/

キッチンや内装などのこだわりもありそうで、性能は高そうです。

夏や冬は住宅の性能を体感する絶好の機会です。検討されている方はぜひご参加ください。

我々も久々に参加するかも(^^♪

 

では、皆さん風邪やインフルエンザに気を付けて12月を乗り切りましょう!

 

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温熱環境のコントロールに 悩む時期

こんにちわ夫です。

 

せっかくの3連休なのに天候には恵まれず、久々に家でゆっくりと過ごしております。
たまにはこの家で休日を楽しむのもいいかな~といったところです。

さて、
このところ朝夕は涼しくなってきているのでエアコンは24時間運転にしているもの、省電力運転になっている時間が長くなっています。

夏場は超快適だったこの家も、秋になってくると温熱環境のコントロールに悩むようになります(汗)

ということで、本日は秋、春の湿度管理について書いてみたいと思います。

 

 

春、秋は屋内の温熱環境が管理しにくい

高気密・高断熱住宅は、蓄熱力があるので夏、冬は少ない電力で目標とする温熱環境を維持することができるのですが、
春、秋はその蓄熱性により少し熱がこもり気味になる時があります。
また、湿度が高い日も多いので、依然として室温、湿度共に高くなってしまったりします。

 

昨夜21時の屋外の気温は23.7℃、湿度は81%でした。
絶対湿度は14.9g。
気温は高くないものの湿度が高いので不快な状態でした。

一方、屋内はというと室温26℃、湿度は60%
絶対湿度は12.6g。

もちろん屋外よりは良く何とか許容できるレベルではありますが、どちらかというとやや不快。

 

もう少し湿度を下げたいところですが、24時間換気により湿気の多い空気が一定量ずつ入ってきますし、頼みのエアコンが省電力運転になっているので除湿もほとんど期待できません。

さて、もう少し室内を快適に保つにはどうするか...

 

私は超寒がりなので、冷えるのは苦手です(汗)
室温は下げたくないが湿度は下げたい。

こういう時に威力を発揮するのは「再熱除湿」機能のついたエアコンではないかと思っています。

 

通常、除湿するにはエアコンの熱交換器を冷やして、そこに空気中の水分を結露させてドレーンで屋外に排出することで
室内の湿度を下げます。
しかし、冷えた熱交換器を空気が通る過程で空気も冷やされ、室温が下がってしまいます。

一方、再熱除湿機能のあるエアコンでは、除湿した空気を再び温めて室内に戻すので、室温を下げずに除湿することが
できます。
電気代はかかると思いますが、この再熱除湿機能付きエアコンがかなり気になってしまいます。

 

このあたりは、実際に使われている方のレビューを見て情報収集をしたいところです。

とはいえ、今の設備でも何とかしたいとは考えておりまして...

 

エアコンが省電力運転になりがちな状態で屋内の湿度を適正に保つためには

 

これはなかなか難しい課題です。

しかし、我が家で実践している対策として、以下の3つがあります。

 

①換気量は最弱で

ウェルネストホーム(低燃費住宅)の家は調湿力がかなり高いのが特徴です。
エアコンで除湿するようなスピーディーな除湿はできませんが、漆喰壁や断熱材のセルロースファイバーをはじめとした
調湿力が高い建材により湿気が吸収されていきます。

換気により湿気を多く含んだ空気が流入してくるのを最小限にすることで、徐々にではありますが湿度が下がってきます。

 

②室内で湿気が出る時は速やかに排出する

・調理時と入浴後
調理時はレンジフードを使用、入浴後は換気扇を2時間程度使用して発生した湿気を速やかに外に排出します。
空気の排出と同時に同じ量が屋内に入ってくるわけですが、内部発生した湿気は温度が高く、有しているエネルギー(エンタルピー)は高いです。
同じ高湿度な空気ですが、エネルギー量の低い空気と入れ替えることになるので温熱環境に与える影響は低くなります。

注意しなければならないのは、浴室の換気扇は浴室の熱が取れてある程度乾いてきたら換気扇を切ってドアを開けておくことです。
我が家の場合、換気扇の使用時間はだいたい1~2時間程度です。
そうしないと、いつまでも屋外から湿った空気が入ってきますので。

・洗濯物の室内干し
梅雨時~秋頃までは、できれば洗濯物は外に干したいところですが、雨の日はなかなか乾きません。仕方なく室内干しにするのですが、
我が家ではサーキュレーターで風をあてて湿気を早く飛ばします。


1~2時間程度でかなり乾き、一時的に湿度も高くなりますが、その時だけエアコンの除湿運転をします。

 

③屋内の空気を循環させる
温度と湿度が高くても、屋内で風が循環すれば感じ方も変わります。
我が家が使用しているのはタワーファンです。


サーキュレーターよりタワーファンの方が風が循環するように
感じます。
これは、夏の冷房時も緩やかに屋内の風を循環できるので
かなり有効でした。

 

 

終わりに

春、秋の温熱環境コントロールがやりにくい時期は、あまり長くはないのですが、年間を通じて快適な生活を送ろうとすると、どうしても春と秋のエアコンが省電力運転、もしくは停止してしまう時の対策がネックになってきます。

他のOBさんがされている対策なども是非聞いてみたいものです。

そろそろ再熱除湿付きのエアコン導入を検討するか...(汗)

 

既にインフルエンザが集団発生しているというニュースもありますし、
皆さん体調管理には気を付けましょう。

 

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高気密・高断熱住宅の弱点を克服する家

こんにちわ夫です(・ω・)ノ

2月も半ばを過ぎましたが、まだまだ寒波が来ていますね。

この時期、毎日家に帰ってくるたびに「あ~、あったかい家だ。」と喜びを感じます。

玄関先の温湿度計はこの通りです。

 

外気温は8℃。この日は晴れ間がありましたので朝から無暖房。

日中に日射エネルギーをしっかりと取り込み、高気密・高断熱な壁と窓がそのエネルギーを逃がさず夜まで維持してくれます。この日もエアコンを使用したのは早朝と夜の計2時間くらい。

本当に低燃費な家です。

 

さて、前回の記事では高気密・高断熱住宅が光熱費も安く、健康にも良いということをお伝えしました。

今回は、家の快適性に欠かせないもう一つの要素について書きたいと思います。

 

〇高気密・高断熱住宅の弱点

ここ数年はいろんなビルダーが「高気密・高断熱」な住宅を提供してくれます。

この傾向は日本のエネルギー事情や二酸化炭素排出量を削減するうえで非常にいい方向だと思います。

ランニングコストは抑えられるし、寒い家に比べて健康に暮らせる。

しかし、その高気密・高断熱住宅にも弱点があります。

 

それは、住宅内の「過乾燥」です。

 

〇過乾燥のメカニズム

住宅内が過乾燥になる原因について、以下の図が分かりやすいので紹介します。

出典:「未来の世代につなぐ家 The  Wellnest  Home p59」

 

まず、外気が含む水蒸気量を考えてみます。

(分かりやすくするため数値は整数で示します)

外気が5℃・湿度50%の場合、その空気は1m3あたり約3gの水蒸気量を含んでいます。

この空気を家の中に取り込み、エアコンで23℃まで室温を上昇させます。

23℃の空気が含むことのできる水蒸気量は約20gです。

すると、空気が含有している水蒸気量は変わらないので湿度(相対湿度;空気が含むことができるmaxの水蒸気量に対する現在の含有水蒸気量)は15%になってしまいます。

簡単に言えば、水蒸気量が同じで空気の温度を上げると湿度(相対湿度)は低下する。ということです。

これが過乾燥となるメカニズムです。

 

高気密・高断熱住宅で過乾燥が問題になるのは、気密性・断熱性を確保したおかげで容易に目標温度まで室温を上昇させることができるようになったからです。まさに室温上昇に伴う相対湿度低下です。

これが、気密性が低く断熱性能の弱い家ではそこまで温度が上がりませんし、「ストーブ+やかん」が使用できるので、ある程度の湿度の確保がしやすかったからです。その代償としてアルミサッシ部分で結露がすごいことになりますが・・・

注)高気密・高断熱住宅でストーブを使用するのは一酸化炭素中毒のリスクがあり非常に危険です。

 

ほとんどの方は電気代も安く、メンテナンスも容易なエアコンを使用しているのではないかと思います。

 

 

〇過乾燥による影響

家の中が過乾燥になれば健康面で大きなデメリットが生じます。

◆乾燥肌

乾燥した空気はあらゆるものから水分を奪います。これにより、洗濯物はよく乾きますが乾燥した空気が必要とする水分量はまだまだ足りず、人体からも水分を奪います。これにより、乾燥肌などのアレルギーが発症してしまいます。

わがチビズも以前は乾燥肌でケアに苦労しました。肌の疾患は本当につらいです。

◆喉の疾患

部屋の空気が乾燥していると、すぐに喉がイガイガします。そして喉の疾患にかかりやすくなります。

私も以前住んでいた家では毎月のように喉の疾患にかかり、耳鼻科のお世話になっていました。抗生剤も飲みますし体への負担も大きかったです。喉の疾患も本当につらいですね。

◆ハウスダスト

空気が乾燥すると空気中を舞う埃が多くなります。これが原因になりハウスダストのアレルギーが生じてしまいます。実際に私もそうでした(-_-;)

◆風邪、インフルエンザ

空気が乾燥すると風邪やインフルエンザウイルスが活性化・増殖し、感染するリスクが大きくなります。

この冬もインフルエンザは大流行していますし、部屋の湿度を適正に維持するようよく注意喚起されています。

 

〇過乾燥を防ぐには

過乾燥を防ぐには加湿しかありません。

加湿器を使用するのが一般的ですが、必要以上に加湿すると今度は断熱の弱い部分での結露のリスクが高まります。

結露すると ⇒ カビが発生 ⇒ ダニが発生 ⇒ アレルギー疾患発生

という悪循環に陥ってしまいます。

私の以前の住まいもそうでしたが、加湿器で加湿 ⇒ 窓・アルミサッシ部分で結露しまくり=除湿

という住環境だと目標湿度に達するより先に悪循環が発生してしまい、加湿すればするほど不健康。

といったことになりかねません。湿度の管理は難しいのです。

中には空調設備でも湿度制御できるものがあります。しかしそれでも冬は湿度40%前後まで、しかも機器の導入費用が一戸建てでも100~200万と高額になり、メンテナンスコスト・ランニングコストは数十年先には物凄い額になってしまいます。

湿度の管理は健康を保つうえで非常に重要な項目でありますが、その管理には加湿機器なり、空調設備の導入と運転費用(エネルギー)が必要になります。

 

〇ウェルネストホームの凄いところ

私たちがビルダー選定の後半に最も注目していたのが「湿度の管理」でありまして、高気密・高断熱住宅の過乾燥という弱点をどう克服するかということでした。

いろんなメーカーの完成見学会では、漆喰仕上げにしている部屋(あえて部屋といいます)は夏も冬も快適で素晴らしい。という体験を何度もさせてもらったのですが、それは漆喰の持つ調湿性が大きく働いているからでした。

そこで、できれば漆喰仕上げにしたいが、しかし施工面積が大きくなればその分費用もかさむ。

いっそのこと導入費用とランニングコストがかかってもデシカのような空調設備で管理する方がいいのか。

悩んだ時期がありました。

そして、これはまた機会があれば書きたいと思いますが、一戸建住宅で必要な調湿量ってどのくらいなのかを計算し、あらゆる建材の調湿量を調べ、総合し、この住宅の仕様だとどのくらいの調湿量があり、あとどのくらい機器に頼った調湿が必要かを見るようになりました。

ちなみにですが、壁、床、天井にビニール製のクロスなどを貼っていれば調湿性はゼロになり、全面的に機器・エネルギーに頼った調湿が必要になります。

 

そうした中で選んだのがこのウェルネストホームの家でした。

・1Fも2Fも無垢床

・壁と天井は調湿性能と空気清浄機能を有する漆喰を全面施工

・断熱材には凄い量の調湿性能を備え、防音性・防虫性・不燃性を有するセルロースファイバーを使用

・壁の中には調湿性能と空気清浄機能を有する耐力面材モイスを使用

家全体で考えた場合に凄い量の調湿性能を有しており、冬に加湿器を使わなくても常に湿度50%を維持してくれます。

そして、本当の意味でのゼロエネルギー。

建材の組み合わせと、各建材の持ついいところを十分に引き出し、私たちの理想以上の高気密・高断熱・調湿性能を有する家がこのウェルネストホームの家でした。

 

常に適正な湿度で生活をしていますと風邪をひきにくくなります。

乾燥肌も治り喉の疾患にもかからなくなる。チビズが咳をしていても一晩寝れば治っている。ということは多いです。

そういった意識を持ちまして、上の写真をもう一度

無暖房でこの温度はもちろん凄いのですが、加湿器なしで湿度50%を維持している素晴らしさ。

この潤った暖かい空気に包まれる瞬間が幸せです(#^.^#)

 

 

ウェルネストホームの家は安全性の高い自然素材にこだわり、窓の断熱もしっかり、壁の中もいい断熱材がぎっしりと詰まっていますので、ローコストのようには建てられません。

しかし、メンテナンスコストとランニングコストを積み上げていった場合は老後には総額で安くなっている。

そして、さらに長寿命が加わりそのメリットが継続する。

その間、快適で健康的な生活を送ることができ、ヒートショックやその他の住宅が原因となる健康リスクを避けることができる。

 

高気密・高断熱住宅に調湿性能が加わった家、皆さんにオススメしたいです。

各地のモデルハウスで宿泊体験もできますので、真夏や真冬の気候の厳しい季節にぜひ泊まってみてください!

 

そろそろ年度末モード。皆さん体調管理には十分にお気を付けくださいね。

 

 

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