我が家の「緑の柱」屋外実験場のサンプル掘り起し!!(6年後)

こんにちわ夫です(‘◇’)ゞ

今年の梅雨は割と雨天が多い印象でしたが、7月になってここ数日はいきなりの酷暑ですね(;^_^A

皆さんいかが過ごしでしょうか。

我が家では梅雨入りと同時期から、エアコンを24時間運転にしています。

ちなみに運転モードは「除湿」です。

雨天でも、晴天でも、この酷暑でも、運転モードは「除湿」で固定しています。パナソニック製のエアコンは温度設定もできるので、室温は25℃に設定しています。

2Fにある6畳用エアコン1台をこの設定で35坪(約70畳)吹抜けありの屋内はどこもほぼ均一に26.5℃、湿度55~60%前後で推移しています。

いろいろと試したのですが、この広さに対してこのエアコンだと、夏場は除湿運転で快適に過ごせています。

皆さんのお宅はいかがでしょうか。

さて、例年この時期になりますと、恒例のアレがあります。

そうです、我が家のお庭の一角で続けている緑の柱の屋外暴露実験です。

だんだん周囲に植物が増えてきて、それとなく馴染んでいる感じになってきております。

 

〇緑の柱の屋外実験

この緑の柱を用いた屋外実験、今年で何と、6年が経過しました。

当時の記事はこちらになります。

この緑の柱を作っているコシイプレザービングさん【公式】木造住宅仕様ハウスガードシステム (house-g.com)でも、実際の建築用の緑の柱を使った実験はしていないとのことでしたので、我が家で始めた実験です。

 

〇外観の状態変化

これまでの経過として、過去の写真をご覧ください。

〇実験開始時(2018年6月1日)

埋設時の各サンプルです。非常にきれいです。

真ん中が無処理のサンプル、左が住宅用構造材となる緑の柱のサンプル、右が外構用の緑の柱のサンプル。住宅用と外構用の違いは、木材保存剤の浸潤量が2倍となっています。

この時は、無処理のサンプルも非常にきれいですし、左の緑の柱もほんのり緑色をしています。

周囲も現在とは違いスッキリとしています。

〇実験1年後(2019年6月2日)

1年後となると、真ん中の未処理のサンプルはだいぶ黒ずんできたな~という感じです。

左側の緑の柱も、緑色がやや抜けてきています。

 

〇実験2年後(2020年6月9日)

 

設置から2年経過した柱のサンプルたちです。1年後から2年後にかけては、緑の柱(左)の緑色がさらに抜けたくらいですね。

 

〇実験3年後(2021年6月5日)

 

そして、3年経過したサンプルの状態が以下となります。

真ん中の未処理のサンプルはだいぶ黒ずんできたな~という感じです。

下部にはコケのようなものが生えてきています。

 

〇実験4~5年後(2022年6月、2023年6月)

あまり変わらないので写真は割愛しますが、真ん中の未処理のサンプルはさらに黒ずみが進みました。

 

 

それでは、サンプルの下部の土中に埋めてある部分を見ていきましょう。

〇サンプルの引き抜き

各サンプルを土中から引き抜きぬいて洗浄し、乾かした後の各サンプルです。

 

左側が無処理、中央が緑の柱(建築用)、右が緑の柱(外構用)です。

(1)無処理のサンプル

一番左の無処理のサンプルはかなり朽ちてきましたね~。

拡大がこちらです。

6年も土の中に埋めておりますから、腐朽菌がどんどん付いて腐れが進行しており、周囲の植物の根も木材の中に食い込んできています。外側は腐れによりなくなってきています。

こちらは無処理といえど天然乾燥材ですのでかなり強度があるのですが、それでも、土に触れているとかなりボロボロになってきます(;^_^A

この状態だと、もう家を支えるだけの支持力はないでしょう。

(2)緑の柱(住宅用) 上の写真の右側

それに比べて緑の柱(住宅用)は、表面部分に少し劣化が見られるものの外側もしっかりしており、ボロボロと表面が崩れるようなことはありません。

土中に埋めて野ざらし雨ざらしで6年。めちゃくちゃ過酷な環境下でもかなり耐久力があるのが分かります。

さすが緑の柱です!!

住宅用の構造材に用いる緑の柱ですが、このように土中に埋めていてもACQを用いた木材保存剤の効果がかなり効いているのが分かります。さすがです!!

(3)緑の柱(外構用)

そして、2つ上の写真のいちばん右の外構用の緑の柱は、底面の薬剤が浸潤していない部分は少し腐朽が見られますが、側面は腐朽菌も一切寄せ付けない圧倒的な耐久性を示しています。

さすが、圧巻の強さです。

〇番外編

我が家の屋外実験では、さらに別のサンプルも土中に埋めておりまして、そちらも掘り起こしてみました。

左がベイマツ、右がホワイトウッド、どちらも建築にはよく用いられる建材です。

劣化が激しく、ホワイトウッドは土中に埋めていた部分がどんどん消失してきています。ベイマツも、かなりボロボロになっていますね。

普通の乾燥材だと、このような劣化が見られました。

〇まとめ

住宅用の緑の柱でも、6年間、土中に埋めて野ざらし雨ざらしの過酷状態でもかなり耐久性があることが確認できました。

無処理の柱は当然の如く腐朽しており、かなり耐久性に差が出てきています。

住宅用の木材でも、木材保存剤を浸潤させることでここまで耐久性を向上させられることは素晴らしい技術だと思います。

また、この緑の柱は耐久性の向上だけではなく、5年に一度の防蟻処理をしなくてよい点にもあります。費用面でも、健康面でもメリットがあります。

今回、6年目のモニタリングでサンプルを掘り起こしましたが、また元の位置に埋め戻しております( ̄ー ̄)ニヤリ

次回は来年の夏ですね!!

 

急に暑くなったので、体がついていきにくい時期になっております。

徐々に暑さに体を慣らし、熱中症には十分気をつけていきましょう。

 

 

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我が家の「緑の柱」屋外実験場のサンプル掘り起し!!(5年後)

こんにちわ夫です(‘◇’)ゞ

今年の梅雨は珍しく雨がよく降っていますね。

連日の雨で洗濯物は乾きにくいし、家の中は湿度が高くなりがちで

調節が難しい時期に入りましたね(;^_^A

さすがに、1日のうちで何時間かエアコンで除湿運転をするようになっています。

皆さんはいかがお過ごしでしょうか?

 

さて、今年も6月になりました。

6月といえば、毎年恒例のアレがあります。

そうです、我が家のお庭の一角で続けている緑の柱の屋外暴露実験です。

だんだん周囲に植物が増えてきて、それとなく馴染んでいる?感すら出てきております。

 

〇緑の柱の屋外実験

この緑の柱を用いた屋外実験、今年で何と、5年が経過しました。

当時の記事はこちらになります。

この緑の柱を作っているコシイプレザービングさん【公式】木造住宅仕様ハウスガードシステム (house-g.com)でも、実際の建築用の緑の柱を使った実験はしていないとのことでしたので、我が家で始めた実験です。

 

 

〇外観の状態変化

これまでの経過として、過去の写真をご覧ください。

〇実験開始時(2018年6月1日)

埋設時の各サンプルです。非常にきれいです。

真ん中が無処理のサンプル、左が住宅用構造材となる緑の柱のサンプル、右が外構用の緑の柱のサンプル。住宅用と外構用の違いは、木材保存剤の浸潤量が2倍となっています。

この時は、無処理のサンプルも非常にきれいですし、左の緑の柱もほんのり緑色をしています。

周囲も現在とは違いスッキリとしています。

〇実験1年後(2019年6月2日)

1年後となると、真ん中の未処理のサンプルはだいぶ黒ずんできたな~という感じです。

左側の緑の柱も、緑色がやや抜けてきています。

 

〇実験2年後(2020年6月9日)

 

設置から2年経過した柱のサンプルたちです。1年後から2年後にかけては、緑の柱(左)の緑色がさらに抜けたくらいですね。

 

〇実験3年後(2021年6月5日)

 

そして、今年の3年経過したサンプルの状態が以下となります。

真ん中の未処理のサンプルはだいぶ黒ずんできたな~という感じです。

下部にはコケのようなものが生えてきています。

 

〇実験4年後(2022年6月12日)

あまり変わらないので写真は割愛しますが、真ん中の未処理のサンプルはさらに黒ずみが進みました。

 

 

それでは、サンプルの下部の土中に埋めてある部分を見ていきましょう。

〇サンプルの引き抜き

各サンプルを土中から引き抜きぬいて洗浄し、乾かした後の各サンプルです。

 

左側が無処理、中央が緑の柱、右が外構用緑の柱です。

(1)無処理のサンプル

一番左の無処理のサンプルはかなり朽ちてきましたね~。

拡大がこちらです。

5年も土の中に埋めておりますから、腐朽菌がどんどん付いて腐れが進行していくのですが、4年目までの腐れの進行から一層加速した感じです。

こちらは無処理といえど天然乾燥材ですのでかなり強度があるのですが、それでも、土に触れていると5年でかなりボロボロになってきます(;^_^A

この状態だと、もちろん家を支えるだけの支持力はないでしょう。

(2)緑の柱(住宅用)

それに比べて中央の緑の柱は、表面部分に少し劣化が見られるものの3、4年目からほとんど変化がありません。

土中に埋めて野ざらし雨ざらしで5年。めちゃくちゃ過酷な環境下でもかなり耐久力があるのが分かります。

さすが緑の柱です!!

住宅用の緑の柱ですが、このように土中に埋めていても、しっかりとした状態をキープしています。ACQを用いた木材保存剤の効果はさすがですね!!

(3)外構用緑の柱

そして、いちばん右の外構用の緑の柱は、底面の薬剤が浸潤していない部分は少し腐朽が見られますが、側面は腐朽菌も一切寄せ付けない圧倒的な耐久性を示しています。

さすが、圧巻の強さです。

〇番外編

我が家の屋外実験では、さらに別のサンプルも土中に埋めておりまして、そちらも掘り起こしてみました。

左がホワイトウッド、右がベイマツ、どちらも建築にはよく用いられる建材です。

劣化が激しく、ホワイトウッドは土中に埋めていた部分がどんどん消失してきています。ベイマツも、かなりボロボロになっていますね。

普通の乾燥材ともなると、このような劣化が見られました。

〇まとめ

住宅用の緑の柱でも、5年間、土中に埋めて野ざらし雨ざらしの過酷状態でもかなり耐久性があることが分かってきました。

無処理の柱は当然の如く腐朽しており、かなり耐久性に差が出てきています。

住宅用の木材でも、木材保存剤を浸潤させることでここまで耐久性を向上させられることは素晴らしい技術だと思います。

また、この緑の柱は耐久性の向上だけではなく、5年に一度の防蟻処理をしなくてよい点にもあります。費用面でも、健康面でもメリットがあります。

今回、5年目のモニタリングでサンプルを掘り起こしましたが、また元の位置に埋め戻しております( ̄ー ̄)ニヤリ

次回は来年の夏ですね!!

 

梅雨でジメジメした日が続き、家の中でもカビやダニが増える季節になっています。湿度管理には十分気をつけていきましょう。

 

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我が家の「緑の柱」屋外実験場のサンプル掘り起し!!(3年後)


こんにちは夫です(‘◇’)ゞ

 

今年の梅雨入りは早く、じめじめした日が続きますね。

気温はまだそれほどではありませんが、湿度が高くて不快です。

家の中では、日中はエアコンの除湿運転をONにしております。

 

さてさて、6月といえば、我が家の「緑の柱屋外実験」の定期検証の月です!!

皆さん覚えてますか??

 

〇2021年6月5日

実際の家の建築に使用される緑の柱のサンプル(左)、木材保存剤を使用していない通常の柱(中央:天然乾燥材)、外構用の緑の柱(右:木材保存剤の浸潤量が2倍)の状況です。

そもそも、何でこんなことをしようと思ったのかは、以下の記事をご覧ください。

https://wp.me/p9DLPI-147

https://wp.me/p9DLPI-13s

https://wp.me/p9DLPI-12L

 

 

外観の状態変化

 

これまでの経過として、過去の写真をご覧ください。

〇実験開始時(2018年6月1日)

埋設時の各サンプルです。非常にきれいです。

真ん中が無処理のサンプル、左が住宅用構造材となる緑の柱のサンプル、右が外構用の緑の柱のサンプル。住宅用と外構用の違いは、木材保存剤の浸潤量が2倍となっています。

この時は、無処理のサンプルも非常にきれいですし、左の緑の柱もほんのり緑色をしています。

 

〇実験1年後(2019年6月2日)

1年後となると、真ん中の未処理のサンプルはだいぶ黒ずんできたな~という感じです。

左側の緑の柱も、緑色がやや抜けてきています。

 

〇実験2年後(2020年6月9日)

 

設置から2年経過した柱のサンプルたちです。1年後から2年後にかけては、緑の柱(左)の緑色がさらに抜けたくらいですね。

 

そして、今年の3年経過したサンプルの状態が以下となります。(一番上の写真の再掲です)

 

2年後の状態から、大きく劣化したのが中央の無処理の柱です。土に埋め込んだ付け根部分をアップします。

かなり腐食が進んだように見えます。

 

それでは、サンプルの下部の土中に埋めてある部分を見ていきましょう。

サンプルの引き抜き

各サンプルを土中から引き抜きぬいて洗浄し、乾かした後の各サンプルです。

順番を入換えて、左が無処理、中央が住宅用緑の柱、右が外構用緑の柱です。

・無処理の柱は土壌細菌により腐食・分解が進行しており、表面が凸凹になってきています。そもそもですが、無処理の柱も、これは天然乾燥材です。その時点で高温乾燥材より格段に強いのですが、土の中の腐朽菌に触れるとこの通りです。

・住宅用緑の柱は少し腐食していますが表面のみです。薬剤の緑色はかなり抜けてしまいましたが、耐腐食の効果はきっちり持続していますね。住宅用の柱ですので、もともと土中への埋設は想定されていないのですが、無処理の柱に比べてかなり強いことが分かります。

・外構用の柱は、もう「さすが」です。土の中で3年経過してもこの状態を維持しているのは凄すぎます。

以下に、昨年の各サンプルの写真も載せておきますね。左側の無処理の柱の劣化進行が速いのが分かります。

 

 

まとめ

今回、屋外実験場の各サンプルを土中から引き抜いて3年後の状態を確認したわけですが、未処理のサンプルに比べて緑の柱は強く、依然として薬剤(ACQを用いた木材保存剤)の効果が続いていることが確認できました。

薬剤の浸潤量が多い外構用の緑の柱は全く腐食していない状態を維持しており、格段に腐れに強いです。

 

建築用に用いられている緑の柱、「野ざらし雨ざらし、土の中」でこのような状態を維持しております。

雨水や湿気、カビ、コケ、いろんな菌に対しての強さは疑いようがありません。

 

さて、またまた1年後になるとは思いますが、今後の変化も継続して確認していきたいと思います。

緑の柱の情報については、こちらをご覧ください。

木造住宅の新しい提案「腐らない木で建てる家」|ハウスガードシステム (house-g.com)

 

 

 

番外編

さて、我が家には、まだ他にもベイマツとホワイトウッドのサンプルがあります。

同じように引き抜くとこのようになっていました。

 

左がホワイトウッド、右がベイマツです。

特にベイマツの方は手で触るとボロボロ崩れそうなほど腐食が進んでいます。

 

では、またの報告をお楽しみに。

 

 

これからの季節、冷房を使用することが多くなると思いますが、冷やしすぎの夏風邪には注意しましょう!

 

 

 

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