トリプルガラス樹脂サッシ、ガデリウスの玄関ドアの断熱性能


こんにちわ夫です(‘◇’)ゞ

2021年もどうぞよろしくお願いいたします。

 

このところ再び寒波がやってきておりますが、香川の平野部でも雪がちらついております。

外から帰ってきて玄関ドアを開けた瞬間、フワッとあたたかい空気に包まれると幸せです。

寒くなればなるほど、あたたかい家のありがたみを感じますね。

 

さて、本日は今年一番の寒さ??のタイミングで、トリプルガラス樹脂サッシとガデリウス製玄関ドアの内外温度差をチェックしてみましたので、その結果を報告したいと思います。

 

外気温と室内の温湿度

先日、1月9日 朝7時頃の外気温は以下の通りです。

瀬戸内地方の平野部にもかかわらず、朝8時頃まで氷点下になっておりました。

ひょっとしたら氷が張るかも!?と期待して、前夜からバケツに水をためておりましたらこのとおりです。

見事に氷が張っておりました。

子供の頃、冬は水路や水たまりは毎日凍っていたのですが、最近は氷が張ることもなくなってしまいましたね。

温暖化は確実に進行しています・・・。

 

このように、お外はかなり冷えていたのですが、家の中はというと18℃ 湿度53%でした。

前日夜は20時頃に暖房を止めていたのですが、さすがに外が氷点下になるといつもより少し室温が下がっていました。

我が家の換気システムはヴェントサンが8個もあり、35坪にしては空気の入れ替わりが多い方です。

その条件で無暖房の11時間後、この室温を維持してくれています。

朝は8時過ぎから暖房をONにしたのですが、すぐに日射が入ってきて朝9時には室温21℃くらいになっていました。

気密性と断熱性能がしっかりしていると室温の管理もやりやすいですね。

ちなみにですが、床の温度はこのとおり18.5℃です。

 

先ほどの温度計より高い温度を指していますが、温度計ごとに少し誤差がありますので、ほぼ室温と同じかなと思います。

床がこれくらいの温度を維持していると、冷えて外から戻った時には足裏が温かく感じます。

先日来客があり、日中エアコンOFFの無暖房であることに驚いていましたが、続けて「床暖房あるの?」と聞かれ、「床暖房ないよ~」と返答するとさらに驚いていました。

床下の断熱をしっかりと行い、断熱性能の高い窓ガラスにすると床は冷えません。

過去にも書いたのですが、床が冷える原因は意外と窓ガラスからのコールドドラフトだったりしますので、窓ガラスの断熱性能の弱さと床の冷えはセットになっていると認識しましょう。

一方、マンションなどRC構造の場合だと、まず外側のコンクリート部が冷やされ、その冷たい熱が建物全体に行きわたり、壁や床、天井などからも冷やされる感じです。コンクリートは冷たい熱も暑い熱も蓄熱しますので、じんわりと外気温の影響を受けます。

 

さて、この外気温の条件下で、断熱性能が高いと言われる「トリプルガラス樹脂サッシ」の外側と室内側の温度を測ってみました。

トリプルガラス樹脂サッシの断熱性能は?

我が家はウェルネストホームで家を建てて4年が経ちましたが、当時採用されていたトリプルガラス樹脂サッシはドイツ製のものでした。

ガラスは4㎜のものが3枚。サッシ部はゴツい樹脂製で内部はいくつもの小部屋になっています。

過去記事の写真ですが、サッシの断面形状は下の写真のようになっています。

左側が国産のトリプルガラス樹脂サッシの断面、右側がドイツ製のトリプルガラス樹脂サッシの断面です。

やはり、この断面模型を見るとワクワクしますね(*^^*)

ウェルネストホームでは、現在はこのドイツ製と同等、或いはそれ以上の性能の国産サッシが採用されています。

ドイツ製のものには網戸がつかないのですが、国産のものには網戸が付けられるので使い勝手は良くなっていると思います。

 

さて、ではサッシ部分の外側の温度を測ってみます。

リビングにある窓の外側を図ったのですが、-1.1℃で外気温とほぼ同じです。冷えてますね~(;^_^A

では、室内側を測ります。

15.6℃です。

室温の18℃に比べればやや低いですが、外側が-1.1℃ですので、断熱性能はかなり高いことが分かります。

 

それでは、次は玄関ドアです。

ガデリウスの玄関ドアの断熱性能は?

我が家の玄関ドアは、断熱性能が高いガデリウス製のスウェーデンドアを採用しています。

私はこの木の質感もとても気に入っております。

玄関は浴室や脱衣所同様に断熱が弱くなってしまう場所で、冷えやすい場所になります。

玄関ドアの断熱を疎かにすると、ドア部分からコールドドラフトが発生し、居住部分に流れ込んできます。

ですので、家全体の断熱性能を高めるためには、玄関ドアの選定も重要になります。

 

ガデリウス製のスウェーデンドアですが、URLを張り付けておきますね。

https://www.gadelius.com/products/low_energy_housing/01.html

 

では、外側の表面温度を測ります。

-0.6℃です。

こちらもかなり冷やされていますね。

 

では、室内側の温度はどうでしょう。

17.2℃です。

リビングの室温に近く、バッチリ断熱できております。

玄関に入った時にあたたかい空気に包まれるのは、このドアの断熱がきっちりできているからなんだと納得しました。

 

ちなみにですが、ドアの取っ手や鍵部は金属製になっていますので少し冷えており、たまにそこだけ結露していたりします。(すみません温度測るの忘れていました)

 

おわりに

 

今回、瀬戸内地方の冬一番の厳しい条件下でトリプルガラス樹脂サッシとガデリウス製玄関ドアの内外の温度を測ってみたところ、以下のようになりました。

 

◆外気温 -1℃  室内温度 18℃

◆トリプルガラス樹脂サッシ(樹脂部分) 外側 -1.1℃  室内側 15.6℃

◆ガデリウス製玄関ドア         外側 -0.6℃  室内側 17.2℃

 

トリプルガラス樹脂サッシの樹脂部分に関しては、室温に比べて少し低い温度だったのが残念ですが、それでも断熱性能はかなり高いことが分かりました。

個人的には、もう少し性能が上がるといいなと思うのですが、これ以上を求めると値段も凄いことになりそうなので、今のところこれで十分かなと思います。

今回、この温度計ではガラス部分の温度が測れなかったので、また別の方法を考えたいと思います。

ガデリウス製の玄関ドアに関しては、素晴らしい断熱性能でした。

 

冬場の家のエネルギー損失を考えた場合、窓ガラスと玄関ドアの断熱性能はできるだけ強化しなければならないポイントとなりますが、参考になれば幸いです。

冬に浴室や脱衣所が冷えている場合はヒートショックになるリスクが高くなりますので、できるだけ暖房器具を使い、部屋間の温度差が少なくなるように心がけましょう。

 

それでは、1月は一年の中で最も寒い季節になりますが、健康に気を付けて乗り切りましょう!

 

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ウェルネストホーム(低燃費住宅)の防音性能

こんにちわ夫です。

このところはどんどん暖かくなり、花粉が飛びまくっていますね。

私も花粉のアレルギーがあり、家にいる時はそうでもないのですが、仕事で山に行って花粉シャワーを浴びた日の夜は目、鼻、喉、くしゃみ...凄いことになります(´;ω;`)

換気システムのフィルターも花粉対応タイプに交換しようかな・・・

まあ、値段が少し高めだし、そのうち花粉も飛ばなくなるのでこのままでいきますが。

 

さて、気を取り直して

本日はウェルネストホーム(低燃費住宅)の防音性能について書きたいと思います。

 

〇ウェルネストホーム(低燃費住宅)の防音性能

ウェルネストホームの家は気密・断熱性能が高いのが特徴ですが、それだけではありません。

壁の中にしっかり詰まったセルロースファイバー、外断熱システムの分厚いロックウールは共に防音性能に優れています。そして、使用しているトリプルガラスの樹脂サッシも他の国産サッシより防音性能が高く、窓からの騒音の侵入をかなり防いでくれます。

とにかく室内がすごく静かです(*^_^*)

 

ウェルネストホームのOB友達が大阪伊丹空港近くで家を建てていますが、離発着ルートのほぼ真下なのでキーン、ゴゴゴ~など、大きな航空機騒音を頻繁に受けてしまう環境です。

ここで生活するのは落ち着かないんじゃないかな~・・・ついついそんな不安を持ってしまいます。

ところが、家にお邪魔してビックリしたのが、普通に会話している程度で近づいてくる飛行機の音に気付かないのです!

リビングの窓の外に、着陸寸前の飛行機がいきなり現れて、静かにスーッと空港に降りていくんです!!

こんな近距離に飛行機が通るなら、家の中からいい写真が撮れそう♫

飛行機好きな方にはたまらない!!と余裕でいられるくらい、躯体の防音性能が高いのです。

 

外からの騒音の遮断は家の中でゆっくり過ごすには非常に大事な要素です。

では、どれくらい外からの音が減衰しているのか、数値的に確認しておきたくなるのが私の性分でして・・・。

 

〇簡易騒音計で測定開始!!(屋外)

買ってしまいました簡易騒音計。

 

早速、どれくらいの数値が出るのか、その数値がおおよそ正しいものなのか、屋外で騒音を測ってみます。

我が家はの周りには住宅がまずまず建っており、約140m離れてJR線と2車線道路があります。

通勤時間帯は電車も増え、通行車両も増えるような環境です。

まずは普通に計測します。

この時の測定値はだいたい45~55dB(デシベル)程度です。

これは昼間の閑静な住宅街に該当するレベルです。

 

数値は0.5秒間隔くらいでどんどん振れていくので、だいたいの上限と下限を撮りました。

この機種にはHOLDボタンがあり、瞬時の測定値をホールドできる機能がありますが、今回は使用せずにだいたい数値が安定したところで写真を撮っています。

 

そして、電車(ディーゼル車)が通った時

62.9dB程度まで上がりました。

少し距離がありますし、周囲に住宅も建っていますのでそんなにうるさいわけではありません。

 

そして深夜。

32.8dBです。12時近かったこともあり、本当に静かな状態です。

 

ここで、騒音の目安について以下の資料を紹介しておきますね。
                                      出典:岐阜市HPより

 

私も仕事で騒音調査をしたりするのですが、この安価な機種でもそこそこ信頼できる数値が出ており、私の調査感覚とも合っています。もちろん上の表とも合っていますね。

 

(参考までに)

正式な騒音調査では、一定時間の音圧レベルを記録し、そのエネルギー量から「等価騒音レベル(平均値のようなもの)」を算出します。もちろん測定に使用する計器は、検定付きのもので20万以上!!!

業務用計器ですので非常に高価ですが、いろんな測定パターンや機能設定があり測定値は正確です。

今回購入したものは、趣味程度のものですので体温計の値段くらいで買えます。

シンプルに瞬時の騒音レベルが約0.5秒ごとに表示されていくのみです。取説にはなかったのですが、出てくる数値からして、たぶんA特性(人の聴覚特性に合わせた測定方法)だと思います。

今回使用してみて意外と使えるレベルであるということが分かりました(*^_^*)

 

〇屋内で測定開始!!

では、家の中で測定をしてみます。

 

テレビの前50㎝ この時はお昼の番組をやっていました。

63.2dB まあ、こんなものですね。

そしてルンバ君の前

69.4dB   いつもよく仕事してくれますし、全然うるさいと思ってなかったのですが意外と音が出ています。

たぶん、もっとうるさい普通の掃除機の音に慣れているからでしょうね。

 

それではお待たせしました!

テレビも消し、ルンバも止め、屋内の騒音量を測ってみます。(皆さんここが知りたいですよね!!)

 

数値はどんどん下がり、何と、31dB台まで下がりました!!!

私が少し動くだけでもすぐ40dB台後半まで跳ね上がりますので、じぃ~~~っとしていました。

今回はあえて音が入ってきやすい窓際で計測しています。

 

人の活動が多くなる晴れた昼過ぎだというのに、屋内は深夜の騒音レベルより低いとは、本当に驚きですΣ(・□・;)

素晴らしい防音性能です

 

〇静かな我が家で暮らせるということ

実は、過去に土地選びの時、気に入った物件があったのですが、そこは100m離れて交通量の多い4車線道路がありました。

夜になってもまずまず交通量があり、そこで騒音を測るとだいたい60~70dB程度出ていました。(そのころから騒音計を持ち出すほどの変態度合いは発揮されていましたが…)

これは家の中にもある程度は騒音が壁を通過してきますし、リラックスしたい家で常に音圧を受け続け、自分で気が付かないうちに体が緊張し疲れていくのはいやだなと、「この土地は条件がいいけど諦めよう」と家族会議で話し合いました。

 

今、日々の仕事で疲れて帰ってきても、しっかりと安眠ができ、休日の朝は明るく静かな環境で朝をくつろげています。

疲れも早く回復しますし、本当にありがたいことだと感じています。

それは、深夜の屋外より静かな住環境があったからなのだな~と、数値で測って納得しました。

 

強めの雨が降っても、冬に強い風が吹いても、台風が近づいていても、キシむこともなく静かな室内。

ウェルネストホーム(低燃費住宅)の家は過ごしやすいです。

 

そのうち、道路のすぐ横に建っているモデルハウスで測ってみたいと思っていますので、スタッフの皆さんよろしくお願いします(#^.^#)

本日はウェルネストホーム(低燃費住宅)の防音性能を数値でご紹介しました。

 

 

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