温暖な地域で何でトリプルサッシが必要なのか!?についての続きです。
私達、県内でも50社以上ハウスメーカー、工務店に行きました。
いろんな所で
「ドイツと日本は気候が違いますから!向こうの仕様をこちらに持ってきてもオーバースペックなんですよ(^-^)」
「トリプルサッシなんて必要ないですよ!ここは温暖な地域ですからね〜(^-^)」
何度も言われました。
しかもいろんな会社の営業さんに同じように(~_~;)
本心でそう思っているのか、それとも会社の都合でそう言わざるを得ないのか・・・
現状、多くの新築のおうちはまだアルミサッシのペアガラス仕様。
(4年で100棟以上の完成見学会に参加しました)
窓のそばに立つと当然、冬場は外気に窓が冷やされ、冷やされた空気が風となって床に降りてくるコールドドラフトが発生しています!
皆さん、冬場って床付近が冷たいですよね>_<
これ、窓の断熱が弱すぎるからなんですよ。
部屋の中は暖房で温まっても床付近は窓からのコールドドラフトでいつも冷たい。
特に脱衣所と風呂場は暖房もしていないから特に寒い。
この温度差がヒートショックを生み出しているんです!!
先にも書きましたが、温暖な地域であるはずの香川県は住宅での高齢者1万人あたりのヒートショック発生率が全国で1位という現状。
皆さん安易な「必要ないですよ」 を鵜呑みにしますか??
トリプル樹脂サッシは、このコールドドラフトを防ぎます!
特にユーロ製のは冬に窓のそばに立っても全然冷たくないんです。もちろんカーテンはしていないです。これ凄い事です!
では、何で樹脂?と思う方。
窓から屋内の熱エネルギーが奪われていくのはガラス面だけではありません。サッシ部分も冬はキンキンに冷えて熱を奪っていきます。この点、樹脂サッシはこういった熱伝導を抑えると同時に、湿度の制御にも役立ちます。
冬場はアルミサッシ部分がビッちょりと結露しますよね?
せっかく加湿した部屋の空気が冷たい金属に冷やされて結露するんです。
加湿してもサッシ部分で除湿されてしまう。
結露は不快ですし、カビも気になりますよね。金属サッシは湿度調整もしにくくなります。
欧米の住宅先進国はサッシを甘くみてはいません!!
100年持たせる家を念頭に開発してきた国と、わずか30年で建替えを当たり前のようにしてきた国ではサッシの概念そのものが違うんだな〜と感じてしまいました。
今日はここまでにしておきます(^-^)
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