温熱環境のコントロールに 悩む時期

こんにちわ夫です。

 

せっかくの3連休なのに天候には恵まれず、久々に家でゆっくりと過ごしております。
たまにはこの家で休日を楽しむのもいいかな~といったところです。

さて、
このところ朝夕は涼しくなってきているのでエアコンは24時間運転にしているもの、省電力運転になっている時間が長くなっています。

夏場は超快適だったこの家も、秋になってくると温熱環境のコントロールに悩むようになります(汗)

ということで、本日は秋、春の湿度管理について書いてみたいと思います。

 

 

春、秋は屋内の温熱環境が管理しにくい

高気密・高断熱住宅は、蓄熱力があるので夏、冬は少ない電力で目標とする温熱環境を維持することができるのですが、
春、秋はその蓄熱性により少し熱がこもり気味になる時があります。
また、湿度が高い日も多いので、依然として室温、湿度共に高くなってしまったりします。

 

昨夜21時の屋外の気温は23.7℃、湿度は81%でした。
絶対湿度は14.9g。
気温は高くないものの湿度が高いので不快な状態でした。

一方、屋内はというと室温26℃、湿度は60%
絶対湿度は12.6g。

もちろん屋外よりは良く何とか許容できるレベルではありますが、どちらかというとやや不快。

 

もう少し湿度を下げたいところですが、24時間換気により湿気の多い空気が一定量ずつ入ってきますし、頼みのエアコンが省電力運転になっているので除湿もほとんど期待できません。

さて、もう少し室内を快適に保つにはどうするか...

 

私は超寒がりなので、冷えるのは苦手です(汗)
室温は下げたくないが湿度は下げたい。

こういう時に威力を発揮するのは「再熱除湿」機能のついたエアコンではないかと思っています。

 

通常、除湿するにはエアコンの熱交換器を冷やして、そこに空気中の水分を結露させてドレーンで屋外に排出することで
室内の湿度を下げます。
しかし、冷えた熱交換器を空気が通る過程で空気も冷やされ、室温が下がってしまいます。

一方、再熱除湿機能のあるエアコンでは、除湿した空気を再び温めて室内に戻すので、室温を下げずに除湿することが
できます。
電気代はかかると思いますが、この再熱除湿機能付きエアコンがかなり気になってしまいます。

 

このあたりは、実際に使われている方のレビューを見て情報収集をしたいところです。

とはいえ、今の設備でも何とかしたいとは考えておりまして...

 

エアコンが省電力運転になりがちな状態で屋内の湿度を適正に保つためには

 

これはなかなか難しい課題です。

しかし、我が家で実践している対策として、以下の3つがあります。

 

①換気量は最弱で

ウェルネストホーム(低燃費住宅)の家は調湿力がかなり高いのが特徴です。
エアコンで除湿するようなスピーディーな除湿はできませんが、漆喰壁や断熱材のセルロースファイバーをはじめとした
調湿力が高い建材により湿気が吸収されていきます。

換気により湿気を多く含んだ空気が流入してくるのを最小限にすることで、徐々にではありますが湿度が下がってきます。

 

②室内で湿気が出る時は速やかに排出する

・調理時と入浴後
調理時はレンジフードを使用、入浴後は換気扇を2時間程度使用して発生した湿気を速やかに外に排出します。
空気の排出と同時に同じ量が屋内に入ってくるわけですが、内部発生した湿気は温度が高く、有しているエネルギー(エンタルピー)は高いです。
同じ高湿度な空気ですが、エネルギー量の低い空気と入れ替えることになるので温熱環境に与える影響は低くなります。

注意しなければならないのは、浴室の換気扇は浴室の熱が取れてある程度乾いてきたら換気扇を切ってドアを開けておくことです。
我が家の場合、換気扇の使用時間はだいたい1~2時間程度です。
そうしないと、いつまでも屋外から湿った空気が入ってきますので。

・洗濯物の室内干し
梅雨時~秋頃までは、できれば洗濯物は外に干したいところですが、雨の日はなかなか乾きません。仕方なく室内干しにするのですが、
我が家ではサーキュレーターで風をあてて湿気を早く飛ばします。


1~2時間程度でかなり乾き、一時的に湿度も高くなりますが、その時だけエアコンの除湿運転をします。

 

③屋内の空気を循環させる
温度と湿度が高くても、屋内で風が循環すれば感じ方も変わります。
我が家が使用しているのはタワーファンです。


サーキュレーターよりタワーファンの方が風が循環するように
感じます。
これは、夏の冷房時も緩やかに屋内の風を循環できるので
かなり有効でした。

 

 

終わりに

春、秋の温熱環境コントロールがやりにくい時期は、あまり長くはないのですが、年間を通じて快適な生活を送ろうとすると、どうしても春と秋のエアコンが省電力運転、もしくは停止してしまう時の対策がネックになってきます。

他のOBさんがされている対策なども是非聞いてみたいものです。

そろそろ再熱除湿付きのエアコン導入を検討するか...(汗)

 

既にインフルエンザが集団発生しているというニュースもありますし、
皆さん体調管理には気を付けましょう。

 

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“温熱環境のコントロールに 悩む時期” への10件の返信

  1. こんにちは!
    こちらは晴れていれば外気が気持ちよくなってきたので、今日くらいから24時間換気の熱交換モードはやめました。
    雨の日は熱交換モードにするかもしれませんが、外気の絶対湿度に反応して自動で切り替えられたらなーと思うこのごろです。。。。

    1つ質問なのですが、26℃60%で絶対湿度12.6gとありますが、私がいつも参考にしているウェルネストホームのHPに記載のある早見表でみると14.6gなのですが、見方違いますかね?
    URLはコチラです↓
    https://wellnesthome.jp/2213/

    1. バタピーさんこんばんは!
      コメントありがとうございます。
      こちらもちょうど今週から換気システムを熱交換モードから換気モードに切り替えたところです。確かに、自動切替があればさらに快適に過ごせそうですね!
      26℃60%の絶対湿度の件ですが、このところ単位(g/kg)をつけるのをサボっておりすみません…汗
      私がいつも使ってるのは、計算が簡単な重量絶対湿度のほうで、空気1kgあたりの値でした。
      14.6gとなるのは、空気1㎥あたりの容積絶対湿度(g/㎥)の値ではないかと思います。
      しかし、ウエルネストホームHPの表の縦軸はkg・kgになっていますね。kg/㎥だと思うのですが、確認する必要がありそうですね!
      しかし、ウェルネストホームのHPは数年前の低燃費住宅時代HPと違って、もの凄く細かな解説が増えていますね。びっくりしました。

      1. あ、なるほど!恥ずかしながら2種類存在していることを知りませんでした。。。
        どうりでページによって単位が違うわけですね。スッキリしました、ありがとうございます!

        1. 絶対湿度というと、重量絶対湿度のほうと思ってた所がありますので、こちらも気をつけます(^^;

  2. こんにちは。
    やはり蓄熱能力が高過ぎてこの時期は外の方が涼しく、家の中が暑くなりがちですね、(><;
    わが家はサッシが国内産に移行後だったので、外が涼しい時は窓を開けて自然換気をしています。
    窓を開ければグッと一気に室温が下がります。
    やはり外のほうが快適な温度の時に空調を回すのはもったいないと感じてしまうのと、一晩寝てこもった寝室や玄関の臭気は自然換気で一掃すると気持ちがいいです。(暑がりの夫は暑くなるとすぐに低燃費なんだからエアコン使おうよ、と言いますが)
    ただ、寝入りは暑くて窓を開けて寝ると外気温とともに朝方は冷え込んでしまうので寝具を掛けずに寝るこどもが冷えてしまって困っているところです…。自然換気で寝るデメリットですね…。 途中 起きて窓を閉められれば閉めるのですが、、。
    住んでみるまでは情報も少なく、低燃費住宅で自然換気が本当に必要か分からなかったので網戸を数カ所しか付かなかったのですが、やはり風を流すには全窓開けないと厳しく、追加で設置予定です(^-^;
    涼しく快適に感じるには風も重要ですね。
    わが家は太陽光の設置もなく、なるべく電気を使わずに快適に過ごせるように、低燃費住宅での住まい方を試行錯誤しています。
    低燃費住宅で暮らすようになり、昔の日本家屋づくりの実家でこの秋 外気温28度くらいの日に日中過ごした時はかなり湿度が高く、わが家で過ごすより暑く、不快に感じたので 自然風吹き荒ぶ(笑)風通しの良い家屋との違いを感じることができました。低燃費住宅の調湿能力はすごいですね。
    網戸の追加設置が済めば一年中さらに快適な家にできるのではないかと思っています(^^)
    私ごとですが さらにエコに今後は日射の調整に植樹やグリーンカーテンにも挑戦したいな、とも。
    まとまりのないメッセージをすみません( ;´Д`)
    低燃費住宅は冬場の方が湿度調整し易そうですね。

    1. みしょんさん、こんばんわ!
      コメントありがとうございます。
      低燃費住宅の良さと、秋、春の熱がややこもった感じを体感されているのですね!
      我が家もこの時期は、網戸がつけられればな〜と毎年思っています(^◇^;)
      とはいっても、あっという間に冬の気候になるので網戸なしのままですが…。
      風を一気に通して快適にするのも一つの方法だと思いますが、やはり朝方は冷えると思いますので、できればエアコンを27〜28度設定、節電モードがあるのなら夜は節電モードにするなど、エアコンを使って温度変化が少ないようにした方が身体への負担は少なくなると思います。それが身体の抵抗力、免疫力を高めます。
      私も外の方が涼しいのにエアコンを使うのはもったいない気がして初めは使っていませんでしてが、この時期にエアコンを使っても消費電力は少なく、家族全員の健康を考えるとできるだけ
      エアコンを使うようになりました。
      昼は屋内の温度が上昇しないように普通の冷房27度設定、夜は節電冷房で27度設定で寝冷えする事なく快適に過ごしています。
      残暑が続くこのタイミングで一度試されてはどうでしょうか(^-^)?
      冬の湿度管理についてですが、お風呂の後は浴室のドアを開けて湿気を屋内に供給することと、洗濯物は室内干しにしていれば、50%程度は維持できると思います!
      これから冬になるのが楽しみですね

      1. 年々試して空調管理と電気代をみていきたいとな思っています^ ^ やはり朝晩の冷え込みの温度変化は負担に感じますね。
        1階にエアコンをつい最近設置しましたのでこれではじめて低燃費住宅の本領発揮すると思うのでどんなものになるか楽しみです!
        ちなみに 白くまくん寒冷地向けエアコンを購入しました^ ^

        1. これからの季節、1階にエアコンがあると効率的に暖房できますね(^-^)日立製のエアコンはいいと思いますよ!
          この時期にエアコンを稼働しても、思われているより電気代は安いと思います。
          何より健康を保つことが一番!
          それで且つ、低燃費な住宅ですから!

  3. 夫さん、こんにちは。
    我が家もこの時期は外気温がちょうど良く、室内がちょっと暑い現象になってました。
    それでも外気温と室温の差は1~2℃の違いしかなく湿度もそれほど違いがなければ
    網戸にしてもそれほど室温の変化が無いので、虫が入っても嫌なので迷わずエアコンで室温を少し下げています。
    先日は朝方外気温が10℃を下回り外に出ると寒かったです。
    まだまだ室内では半袖半パンで過ごしているので、そろそろ衣替えの時期かもしれません(笑)

    1. きんちゃんさんこんにちわ!
      そうなんですよ。こちらも窓を開けると蚊やショウジョウバエが入ってくるので、この時期でもエアコンを使う事が多くなりました。
      そちらは朝方10℃ですか!
      冷え込む時期になるとこの家の良さを感じますね。
      こちらもそろそろ衣替えしようかな〜と思っているところです(笑)

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